教育研修制度/キャリアを知る

人財育成への考え方
急速に変わりゆく時代と共に、人財の在り方、マネジメントの方法も柔軟に変化に対応することが求められています。例えば、自動車業界では、極めて予測困難なVUCA時代の中で、新たな技術や社会への提案が不可欠です。自動運転やコネクティッドカーなど、変革期を迎えており、曖昧な状況の中でも自律的にチャレンジを続ける人財になることが求められています。
取り巻く環境の変化

変革期



帰属意識の変化

多様な働き方
SUBARUは「笑顔をつくる会社」を目指して、一人ひとりの「個の成長」に焦点を当てた自律的なキャリア形成を推進しています。自律的に自身のキャリアを切り拓く機会の充実とともに、一人ひとりの目指す姿に合わせた学ぶ機会の提供や公募制ジョブローテーションなどを組み合わせることにより、自律的に価値創造に取り組む人財を育成します。
SUBARUでは、新入社員から経営層まで幅広い研修プログラムを用意しています。SUBARUとしてのビジョン・考え方を浸透させる研修、ビジネススキル、キャリア開発、グローバル人財への成長など、テーマを設定し、それぞれのテーマで階層別に分けて研修を実施しています。

各種プログラム

SBRビジョン理解プログラム
“笑顔をつくる会社”について、「SUBARUを通じて生まれる笑顔や安心と愉しさ」を具体的に知る。自身の仕事とSUBARUがつくりたい笑顔の繋がりを「動画視聴&職場社員同士でのディスカッション」を通じて考える。

キャリア開発支援プログラム
社員一人ひとりが自らのキャリアに向き合い、自律的にキャリアアップ・キャリア形成ができる人財への成長を促します。また職場や上司もその社員に向き合い、成長をサポートする職場風土に変えていきます。

ビジネススキル開発支援プログラム
ビジネススキルの習得を促すため、オンデマンドで好きな時に好きなだけ学べる学習サービスの無料利用、120以上のコースを選べる社外講座への派遣を行っています。ビジネススキルから時代のトレンドに合わせたテーマまで豊富にラインナップを用意しています。
対応マインド/スキル

グローバル人財育成プログラム
語学力だけではなくグローバルでビジネスを進める上で必要となるマインド、コミュニケーションスキル、英語での能力開発プログラムにより体系的に育成します。

配属前集合研修
入社~配属までの期間にの集合研修を実施しています。社会人としての基本的なビジネスマナー、仕事の進め方、社内の規則、業界知識、製品知識などを幅広く学びます。この期間に同期との交流を深めるのも新入社員研修の醍醐味です。

生産実習@群馬
配属前後で新入社員が各工場に振り分けられ、生産実習を行います。ここでは、SUBARUのモノづくりを間近で見て感じ、配属後の業務に活かすことが目的です。
※時期は個人により様々です。6月~9月、9月~12月、12月~3月、3月~6月に振り分けられます。配属後に実習を行うケースもあります。

OJT研修
配属部署において、先輩社員のフォローを受けながら、実際の業務を少しずつ覚えていきます。新入社員ごとに1名の先輩社員がOJT指導員としてサポートにあたります。そして、OJT指導員を中心としながらも職場全体で、計画的に新入社員の育成にあたります。

フォローアップ研修
配属されるとそれぞれの配属先で働きながら、より実践的な知識と技術を身に付けます。職種毎の考え方の違いは現場だけではなかなか知る機会がありません。定期的に研修に同期と一緒に参加して話合う事は相互理解を深める大切な場となります。
現在の自動車業界が置かれている状況は「100年に1度の大変革期」とも言われ、SUBARUとしてもその外部環境変化への適応が求められています。とりわけ、技術領域におけるソフトウェアの重要性が高まっており、その知識やスキルを従業員一人ひとりが身に付け、会社全体として変化に立ち向かっていく必要があります。このような社内外の状況を踏まえ、2022年度上期に「ソフトウェア人財育成プロジェクト」が開発部門内で発足し、各種検討の結果、ソフトウェアの知識やスキルを学ぶことができる研修プログラムを2022年度下期から実施することとなりました。まずは新入社員向けのプログラムを皮切りに今後さらに対象層を拡大していきます。
新入社員向け ソフトウェア教育プログラム
知る
初期教育
ソフトウェアに関する基礎的な知識の習得を目指します。業務において当該領域の関係者とスムーズに会話が出来るようになります。
分かる
中級教育
簡単なプログラミングやデータ解析を自らの力で出来るようにスキル習得を目指します。業務での活用を前提に学びを進めていきます。
できる
上級教育
専門部署に異動し業務遂行を通じて高度な課題解決に取り組みつつ、コア人財への成長に繋げます。