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PEOPLE SUBARUの人

グローバルな環境で成長しつづけ、将来は、SUBARUの舵取りを担いたい。
グローバルな環境で成長しつづけ、将来は、SUBARUの舵取りを担いたい。

事務系/自動車調達

S・Y

2021年入社 文学部 英文学科卒

PEOPLE

Q1

入社した理由は?

数ある自動車メーカーの中からSUBARUを選んだ理由は2つあります。ひとつは、SUBARUは北米での売上比率が7割近くを占め、大学で学んできたアメリカ文学や文化史、英語力を活かせる仕事が豊富にあると考えたからです。もうひとつは、一人ひとりの裁量が大きいから。OB訪問で聞いたのは、「比較的規模が小さいから、若手でも責任あるポジションを任せてもらえるよ」というお話。やりたい仕事があるうえに、自分を成長させる環境もある。自分にとっては理想的な会社だと思い、入社を決意しました。

Q2

現在の仕事内容は?

車載インフォテインメントシステムの調達・購買業務を担当しています。インフォテインメントシステムとは、「インフォメーション」と「エンターテインメント」をかけ合わせた言葉で、従来のカーナビやカーオーディオをさらに進化させたものです。地点検索機能だけでなく、スマートフォンのように便利で楽しい機能を続々と取り込みつつあります。

この最先端のシステムについて、できるだけ高品質なものを、コストを抑えつつ、車両の生産に合わせて安定的に調達してくるのが仕事の肝です。Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)を意味するQCDは、いつも意識しています。海外取引先とも密に連携しながらQCDをサポートしているので、英語でのオンライン会議も頻繁にあります。

また、将来のSUBARU車につけるインフォテインメントはどうあるべきかといった戦略構築も行います。ソフトウェア領域は、私たち自動車メーカーにとって前例のない課題ばかり。正解のない問いに向き合い、自分で考えながら挑戦することに大きなやりがいを感じています。

Q3

お客様の笑顔のため、大切にしていることは?

自分の仕事をただ機械的に処理するのではなく、なぜその仕事が必要なのかをつねに考えることです。どんな仕事も結局、めぐりめぐって最終的にはお客様の笑顔につながっています。例えば、なぜ部品メーカー様と協業しながら、部品の原価を下げる活動を行うのか。それは、各バイヤーがそれぞれの担当部品の原価を1円でも下げることができれば、クルマ1台として見たとき、数万円安い価格でお客様にご提供できるかもしれないからです。 なぜ納期通りに部品を調達しなくてはならいないか。それは、後工程の車両生産を滞りなくすすめられ、お客様への納車が遅れるリスクを小さくできるからです。

目的意識をもつと、すべての仕事に意義が見いだせるんです。自分の一挙手一投足が、お客様の笑顔につながっている。そう思うと背筋が伸びますし、何より仕事が楽しくなります。余談ですが、この「目的から考える癖」は、異文化コミュニケーションでも役に立っています。最初に「なぜ相手に動いてもらわないといけないか」の目的から伝えると、意思疎通のスピードが上がり、会議がスムーズに進むんです。英語力以上に重要なスキルかもしれません。

Q4

SUBARUにはどんなタイプの社員が多い?

この群馬製作所では、2種類のタイプに分かれると思います。ひとつは純粋にクルマが好きなタイプ。週末ともなると仲間同士でスポーツカーに乗り込み、サーキットに行って走っているような愛好家たちです。私もこちら側に属していて、先輩たちがつくったレーシングチームで、タイムを競い合ったりしています。もうひとつは、クルマを通して得られる経験が好きなタイプ。キャンプや温泉、旅行といったアウトドアを趣味にしているような人たちです。もちろんどちらも、好きの度合いにはグラデーションがありますが、全体として、つくっているクルマと趣味趣向がリンクしている傾向はあります。共通の趣味でゆるやかにつながっているから、とても働きやすいです。

Q5

これから実現したいことは?

SUBARUを選ぶお客様へのさらなる理解を深めるため、短期的な目標としては、海外営業などで仕事をしたいと考えています。調達の仕事を通して得た語学力や、目的から伝える力は、海外拠点や海外特約店のサポートにも活かせるはずです。そのうえで、中長期的には商品企画本部や経営戦略本部など、会社の舵取りを担う部署で働きたいと考えています。

SUBARUはこれまで、アイデンティティである「走る愉しさ」を追求してきました。一方で、今後の潮流としてはソフトウェアが競争領域になっていきます。そのときSUBARUは、両者をつなぐ存在になれるのではないか。電気自動車になっても、自動運転システムを搭載しても、「走る愉しさ」をあきらめない。むしろ、もっと愉しくする。そんな未来をつくっていけたらおもしろいですね。

Q6

就活生へのメッセージ

グローバルに働きたい方にとって、SUBARUはチャンスだらけの会社です。特に調達の仕事では、海外取引先やSUBARUの北米法人とのWebミーティングが頻繁にあります。といっても、ネイティブレベルの英語力は必ずしも必要ありません。むしろ、自分の意思を伝える力や、人に動いてもらう力のほうが大事だからです。極端な話、高校1年生くらいの英語力でも、絵や資料を使えばコミュニケーションは十分に成立します。現状の英語力はあまり気にせず、ぜひチャレンジしてみてください。

SCHEDULE

SCHEDULEある1日のスケジュール

7:00
出社、北米取引先様とWebミーティング
8:00
北米取引先様とWebミーティング
9:00
開発費など各種コストの検証
10:00
本部内の定例会議
12:00
昼休憩
13:00
国内取引先様と対面会議
15:00
書類整理、メールチェック
16:00
将来のインフォテインメントシステムに関する会議
17:30
退社

AFTER WORK

仕事が早く終わった日には何してる?

週末のサーキット走行に向けて愛車のブレーキチェックをしたり、洗車したり、サスペンションの調整をしたりと、クルマいじりをすることが多いですね。県外出身者が多いので寮暮らしの同期が多く、とても仲がいいです。サウナに行ったり、ご飯を食べに行ったりしています。