トップメッセージ

企業としてのあらゆる質を高め、
「際立つ」存在を目指します

代表取締役社長 兼 CEO
吉永 泰之

事業を通じてSUBARUブランドを磨く

2017年4月に、当社は、富士重工業株式会社から株式会社SUBARUに社名を変更しました。「社名とブランドを統一する」ことで、更にブランドを磨く取組みを加速し、「SUBARU」を自動車と航空宇宙事業における魅力あるグローバルブランドに成長させていきたいと考えています。
また、新中期経営ビジョンのなかで、2020年のありたい姿として「大きくはないが強い特徴を持ち質の高い企業」というビジョンを掲げ、その実現に向け、お客さまに提供する商品・サービスは当然ながら、事業活動を通じた企業そのものの質や付加価値を高めていきたいと考えています。

「安心と愉しさ」の追求と環境対応の両立

その実現に向けて、ブランドを磨くということを考える際、重要な要素は技術と商品です。高い品質なしにSUBARUブランドが魅力的であることはありえません。当社は飛行機の開発からスタートしており、そのDNAから安全に対する技術基準は非常に厳しく設定しています。当社のEyeSight搭載車は IIHS(米国道路安全保険協会)の高い安全評価(トップセーフティピック)を獲得するなど、国内外で高い評価を受けています。今後はさらに安全を追求するために、EyeSightの運転支援システムの進化を極めていく予定です。
また、主に自動車業界に身を置く当社にとっては、環境問題、特に気候変動への対応が重要なテーマになります。当社は2021年のEV発売を発表しました。SUBARUの車は走り味が魅力的だというご意見をお客さまからいただきますが、「安心と愉しさ」を両立したEVを作り、SUBARUらしさを活かしつつ、気候変動に対して取り組んでいきます。また、その一環として2018年には、トヨタ自動車株式会社とのアライアンスを活かし、プラグインハイブリッドを米国で発売します。

大地と空と自然がSUBARUのフィールド

当社は、2017年4月に環境方針を刷新し「大地と空と自然がSUBARUのフィールド」と定めました。これは自動車と航空宇宙事業を柱とする当社の事業フィールドである「大地と空と自然」を大事に守っていきたいという思いを込めています。その取り組みの一つとして「SUBARUの森」活動をスタートさせ、まずは当社の所有林から自然保護活動を行っていきます。今後SUBARUグループはこのスローガンを基に、地球環境保護活動を進めていきます。

地域や社会とともに生きる企業として

当社は、地域や社会にも貢献したいという意思を強く持っています。自動車産業や製造業は、関連産業も含めて多くの人々や地域社会に支えられて事業が成り立っています。ゆえに、当社は地域社会との関わりも非常に重要視しています。
2015年には、国連で持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)が採択され、企業に対しても、さまざまな地球規模の課題に対応する要請が高まっており、当社としてもそれに応える重要性を認識しています。より安全で環境負荷の低い製品を作ることや、事業活動を進める際に地域貢献という視点を持つことは、持続可能な社会への貢献につながると考えています。今後も事業活動を通じて安全・環境への対応を強化するとともに、地域社会への貢献という意識を大切にし続けていきます。

高い企業活力を維持するための組織づくり・人づくり

当社は近年の業容の拡大から、社会的な影響度が以前より高まってきており、企業の質を上げていく必要性を従来以上に感じています。経営全般に係るグローバルでの経営管理、事業監視の重要性の高まりから、新たに経営管理本部を組織化し、関連する部門間の連携を強めました。また、CSRと環境に対する社会からの要請に対応すべく、専任部署としてCSR環境部を新設しました。これらの組織改変により、コーポレートガバナンスやリスク管理、CSR、環境についてこれまで以上に力を入れ、企業としての質を上げる取り組みを加速していきます。
人材育成の面では、特に若手世代の育成を重視しています。今後、当社が財務の面だけでなくあらゆる面で魅力的な会社になっていけるかどうかは、人材に負うところが大きく、将来的に経営層として広い視野で物事を見ることができる人材を育てていきます。また、女性管理職の育成や、自由闊達に意見交換ができる企業風土の醸成にも、引き続き力を入れていきたいと考えています。

当社は、「存在感と魅力ある企業」を目指すという経営理念のもと、これらの取り組みを通じて、CSR活動を一層推進し、持続可能な社会の実現に向け、地球環境保護や地域社会貢献などに積極的に取り組んでまいります。

代表取締役社長 兼 CEO