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INTERVIEW 04 /
AUTOMOTIVE

タフにしなやかに。
打たれ強く向き合う
“材料”と自分の可能性。

E・I

エンジン性能開発部
2009年入社

大きくジャンプするために
未知の場は、むしろチャンス。

材料には無限の可能性がある―。大学で金属材料を専攻して金属基複合材料の研究をしていた私は、同じ材料であっても、成形温度や添加剤、後処理工程などで、物性が大きく変化する材料に惹かれていました。そのため将来の仕事を考え始めたときは、材料自体を新たに作っていく素材メーカーも選択肢でした。しかし就職活動では、自分の手がけたものが、社会に出ていく姿を見たいという気持ちから、身近であり、最も人の目に付くと思えた自動車のメーカーを希望しました。ただ私の場合、興味が材料にフォーカスしていたため、自動車そのものに対する関心度は、他の社員と比較すると低かったです(笑)。入社後は希望通り金属材料チームに配属されて、不具合や破損してしまった部品の破断面観察から破断経緯の推定などを行いました。ところがすぐに同じ課内の有機材料チームに異動に。同じ材料とはいえ樹脂やゴム材料に対する知識はゼロでしたし、さらに自動車のメカニック的なことにも精通していなかったため、当時は不安しかありませんでした。しかしまっさらな状態からのスタートは、その後の自分自身の大きな成長につながりました。「広くチャレンジできる」というSUBARU流の人材育成の本質にも、このとき触れられたと思っています。ここでは「女性だから」という概念がなく、新人でも開発にどんどん携わらせてもらえ、やる気になれる。ときに厳しく、そして優しい上司からの助言もありました。補機部品と言われるエンジン周りに付属している吸気系樹脂部品やゴム部品の量産開発など、すべてが未知の仕事でしたが、不安な気持ちから抜け出して楽しいと感じるまで、あっという間でした。

経験を丁寧に積み上げて
樹脂部品の根底を築く。

これまでの仕事で印象に残っているのは、やはり自分が携わった部品が実際に多くの車種に搭載され、その姿を目にできたとき。まだ3年目のときでしたが、SUBARU初のハイブリッド車(XV)の吸気系部品すべて、10部品ぐらいを担当させてもらえたことです。ほとんどが新たに開発する部品だったので、過去知見がなく評価条件をたてるのも手探りの状態。さまざまなトラブルが発生し、部品メーカーに急遽出かけて交渉することも多かったのですが、面白くもあり忘れられない開発でした。その後1度目の育児休業を経て、現在は量産開発から先行開発の部署で同じく樹脂部品に向き合う日々。次期モデルの車に、樹脂部品がどのように実用化できるのかに取り組んでいます。今の部署は、家庭との両立という点で残業を調整できるのですが、開発までのタイトなスケジュール面や高い目標が設定されているという点で、なかなか大変なこともあります。上司や部内への報告回数も増え、人前に立って報告するスキルはかなり鍛えられました。いま主に取り組んでいるのは大きく分けて3つあります。1つは軽量化のための新技術の調査や評価を行い、その新技術が量産に移行できるかどうか判断を行うことです。2つ目は材料の解析技術の解析精度を向上させること、そして3つ目がこれまで定義できていない樹脂強度について、実験を重ねて劣化強度の指標を作ることです。先行開発は、量産開発につなげるために、経験を積み上げ試行錯誤しながら結果を出す仕事です。そのためにも幅広い知識が必要で、普段から外部のセミナーに参加したり、参考書や資料を読み込んでいます。すべての樹脂部品の根底になる部分を担っていると思うと頑張れますね。

仕事は取捨選択し
育児休業中は上手に情報収集。

中高生時代はバレーボール部のキャプテンだった私は、打たれ強くて、負けず嫌いなタイプ。タフさが求められる今の仕事は、入社当時から自分に合っていると感じています。今後の目標は、他社より一歩先に行くような軽量化部品を開発すること、そして短期間で低コストかつ精度のいい車を作ることです。いまは第二子を妊娠中でもあります。子育て中という時間制約がある中で、長時間働けば成果が出るものではないと実感しました。仕事を取捨選択して、すべてを抱え込まないことで効率は良くなりましたね。

以前は全部自分でやりたいという欲求もあったのですが、後輩を育成する意味でもこれからは人に任せていきたいと思います。ただ産休で1年休むと技術開発はかなり進んでしまいます。前回は復帰後、現場に追いつくのに苦労したので、今回は先手を打って上司に定期的に情報をもらえるようにお願いしています。とはいえ職場への復帰後でもキャッチアップはできるので、技術部門での育休取得に関しても過剰な心配は不要です。復帰後も楽しくタフに働いて、子どもに「ママも一緒に作った車だよ」と誇りをもって言えるエンジンを作りたいですね。

PROFILE

2009年入社。工学部材料工学科卒業。
自他ともに認めるタフなキャラクター。出張は月1、2回ほどで、立ち合い試験などが多い中、保育園のお迎えには間に合うように帰宅。
4歳の男の子の母親で今年、第二子を出産予定。

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