SUBARUってどんな会社?
わかりやすくまとめてご紹介します。
早わかりSUBARU
クルマだけではありません
2つの事業を持ってます。
SUBARUは、スバルブランドの自動車と、航空宇宙産業の2つの事業を持つグローバルな輸送機器メーカーです。
SUBARUの源流は、1903年にライト兄弟が初の動力飛行に成功したわずか14年後の1917年に設立された「中島飛行機」にあります。


1953年、富士重工として新たなスタートを切ってからは、自動車部門が企業の主軸に成長しました。「スバル360」から「スバル1000」、乗用四輪駆動車へと続く独創的なクルマづくり、「レガシィ」「インプレッサ」「フォレスター」に代表される走りの良さで定評のある「スバル」ブランドとして皆様に親しまれています。

伝統ある航空宇宙カンパニーは、日本の航空宇宙産業をリードするビッグプロジェクトに参画するほか、多種多様な航空機の開発・生産で実績を残しています。


事業のご紹介
SUBARUが作っているのはクルマだけではありません。スバルブランドの自動車以外にも、航空機事業を手がけています。これら異なる事業分野が技術融合を果たし、相乗効果をもたらしています。
① スバル オートモーティブビジネス
「走る愉しみ」に貫かれた、スバルのクルマづくり。
SUBARUの中核をなす事業が、スバルブランドの自動車部門です。
SUBARUは、1958年に「スバル360」の発売で自動車メーカーとしてスタートを切りました。モノコック構造や樹脂部品の採用など、航空機づくりのアイデアをふんだんに採り入れたスバル360は消費者の圧倒的支持を得て、日本における自家用車普及に大いに貢献しました。
以来半世紀にわたり、スバルは日本の自動車産業の発展に寄与する個性的なクルマを次々と世に送り出してきたのです。

スバルのクルマづくりに一貫する理念は「走る愉しさ」。
スバルに乗る全ての人々に快適で愉しい走りを約束するために、水平対向エンジンやシンメトリカルAWDなどの独自技術が生み出されてきました。
もっともっと「走る愉しさ」を感じてもらうために、SUBARUは今日もさらなる開発を続けています。


自動車部門の
売上高全体に占める割合
95.4%

② 航空宇宙カンパニー
SUBARUのルーツ。受け継がれる飛行機作りのスピリット。


SUBARUの原点は、1917年に創設された「中島飛行機」。以来、航空機づくりの技術とスピリットを受け継いで、多種多様な航空機の開発・生産に携わってきました。航空機構造体の開発製造技術や、無人機分野でのIT技術、飛行制御技術を融合した高度システムインテグレーション技術など、日本の航空宇宙産業をリードし続け、様々なカテゴリーナンバーワン技術を確立しています。1973年からはボーイング社の大型旅客機生産に参画し、ボーイング767、777などを共同開発・生産してきました。新型中型機787でも、777同様、左右の主翼と胴体をつなぐ重要な部位である中央翼を担当、世界の787プログラムの先陣を切って製造を開始しています。得意分野である無人機では、防衛庁向けに無人ヘリコプターを使用した遠隔操縦観測システム「FFOS」を開発、2003年から量産を開始しました。また、航法にGPS(Global Positioning System:汎地球測位システム)を使用した固定翼小型機の完全自動離着陸装置(FABOT)を開発し、飛行実験に成功。その技術力を実証しています。
航空宇宙カンパニーの
売上高全体に占める割合
4.2%
主要商品
小型機、ヘリコプター、無人機、各種飛行機の分担生産など