リサイクル技術

当社は、自動車リサイクル法施行前より、自主行動計画を策定し、リサイクル等、環境保全への努力を最重要課題の一つとして活動を進めてきました。 限りある資源を有効に活用していく為に、リサイクルを考慮したクルマづくりを推進しています。

リサイクルの容易な車両開発

ハーネス設計ガイドライン

ワイヤリングハーネスは多くの銅が使用されているため、シュレッダー処理前にこれらを使用済自動車から解体できれば鉄と銅の分別回収の向上につながり、資源リサイクルとしての利用価値が上げられます。当社は、効率よく短時間で回収しやくすくするためのハーネスレイアウト、構造について研究を行なっており、ARTと共同でハーネス設計ガイドラインの策定に取組みました。

設計ガイドラインの詳細はこちら(ARTホームページ)

リサイクル材料の活用

バンパーリサイクル

当社では他社に先駆けて1973年度から樹脂部品への材料表示を行なってきました。この取り組みを活かし、修理で交換したバンパーを回収して自動車部品にリサイクルする活動を行なっています。

使用済みバンパー改修本数の推移

使用済自動車情報の提供

銅含有部品取外しマニュアル

『全部再資源化(※4)』による使用済自動車の鉄鋼原料化を促進する為、事前に除去すべき銅含有部品の情報を、ARTホームページを通じて公開しています。

(※4)全部再資源化:銅を含有するモーターやワイヤハーネスを除去した廃車ガラを丸ごと電炉などに投入して鉄鋼原料化する再資源化方法