SUBARUの先発はエース・阿部博光投手。
阿部投手は得意のコントロールが冴えわたり、7回までJFE東打線をわずか2安打に抑える素晴らしいピッチングを見せます。
一方、SUBARU打線も初回から毎回安打を放って相手投手を攻め続け、4回、先頭打者の2番・山田知輝選手がライトへソロ本塁打!
ケガに苦しんだ時期も長かった山田選手。この大会で復活を見せつける2試合連続の先制打を放ち、チームを盛り上げます。
SUBARUの1点リードで進んでいた試合ですが、8回表にJFE東は連打でためたランナーをスクイズで還し、同点となりました。
その裏、SUBARU打線は1番・新人の中里亮太選手が安打で出塁!
4番・森下智之選手のこの日自身3安打目となるレフト前ヒット!
すかさずチャンスを作りますが、得点はなりません。
9回には、この回先頭の日置翔兼選手が内野へ打球を転がすと、全速力で1塁へ走りこんでセーフ!チャンスを作ります!
その後、古川幸拓選手の犠打などで三塁まで進めますが、あと一本が出ず、試合は延長戦に突入しました。
10回からはタイブレーク。試合は無死1、2塁から始まります。
ここでSUBARUのピッチャーが阿部投手から川上雄太朗投手に交代します。
先攻が有利とされるタイブレークですが、「無心で投げた」という川上投手。相手打線を3人でピシャリ。無得点で抑えました!
10回裏、SUBARUは先頭打者の中里亮太選手がしっかり送り、次の山田知輝選手が敬遠で満塁に。ここで冨村優希監督は代打に石田陽平選手を起用します。
「大変な場面を任されて緊張したが、期待に応えることだけ考えた」という石田選手。
フルカウントからの1球を強打すると、打球はレフトへ!
犠牲フライとなって3塁走者の俊足・小林亮介選手がタッチアップでホームイン!
SUBARUがサヨナラ勝ちで、2016年以来、5大会ぶりの日本選手権出場を決めました!
スターティングメンバー