都市対抗出場を賭けた勝負の第1戦。SUBARUは初回に四死球でためたランナーを連打で還してリードを奪うと、その後も着実に追加点をあげ、危なげなく勝利!1次予選を優勝で突破し、2次予選・北関東大会へ進みました。 最優秀選手(MVP)には、4回にソロ本塁打を放った新人の吉安雄飛(よしやす・ゆうと)内野手が選ばれました!
Players of the game! 吉安雄飛選手(背番号24) ―林コーチの激励が効いてMVP―
公式戦のデビュー戦で、ストレートを強打してライトへホームランを叩き込みました。 身長182センチ、体重117キロの大きな体格が目を引く新人です。が、意外にも学生時代は単打を重ねるタイプで、本塁打は1本しか打っていません。社会人になっていきなり本塁打を放った理由を「林稔幸コーチから、毎日のように『思い切って飛ばせ!』と指導を受けていること。繰り返し言われているうち、飛ばせるという自信がついてきた」と明かします。 「林コーチのように、一打で流れを変えられるような長距離バッターになりたい」という夢を語る吉安選手。次戦でも暴れます!
山田裕介投手(背番号21) ―1年2か月ぶり、復活告げる4球― 5回2死一塁の場面で2番手で登板すると、相手をストレートで追い込み、最後は三振に仕留めました! 昨年3月にひじをケガして手術。長期の戦線離脱を余儀なくされました。「調子が良く、手ごたえを感じていた矢先だったのでかなり落ち込みました」と振り返ります。しかし、自分にできることをやろうと、データ分析から受付まで、裏方の仕事を地道に重ねてきました。 この日のマウンドは、1年2か月ぶり。「懐かしかったです。野球を始めてから今までで、いちばんうれしい日です」と笑顔を見せます。4球を投げ、復活を確認。いよいよ表舞台で活躍する時が来ました。
試合経過 1回裏、SUBARUが、無死一、三塁から日置翔兼選手のタイムリー二塁打で2点を先行 川口貴都選手の安打に敵失がからんで1点追加 山田知輝選手のゴロで1点追加 4回裏、SUBARUが、1死から吉安雄飛選手のホームランで1点追加 5回裏、SUBARUが、2死二塁から石田陽平選手のタイムリー二塁打で6点目 9回表、オール高崎野球倶楽部が、無死から失策と暴投で1点を返す
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