日時2025年7月11日(金曜日) 場所:モナコ、スタッド・ルイ・ドゥ
日本記録を更新し、笑顔を見せる三浦龍司選手
7月11日(金)、モナコで開催された「ダイヤモンドリーグ・モナコ大会」にて、SUBARU陸上競技部の三浦龍司選手が3000mSCに出場。自身の持つ日本記録(8分09秒91)を6秒以上も更新する大記録、8分03秒43の日本新記録で2位に入りました。 三浦選手は、9月に国立競技場で開催される「東京2025世界陸上」への出場が決まっています(予選:9月13日18:05/決勝:9月15日21:55)。表彰台、そして金メダルへの期待が高まる今回の結果。世界の頂点に挑む三浦龍司選手の走りを、ぜひ会場でご覧ください! 今大会は、世界大会の金・銀・銅メダリストが顔をそろえるハイレベルなレース。スタート直後、三浦選手は最後方に位置取りました。 一方、レース序盤から主導権を握ったのは、この種目で世界大会2連覇中の最強ランナー、モロッコのエルバカリ選手。序盤からハイペースでレースを引っ張り、後半には独走状態となる場面も。しかし、三浦選手は徐々に順位を上げ、エルバカリ選手との差を詰めていきます。 ラスト1周を切ったところでエルバカリ選手のペースが落ちると、三浦選手が鋭いスパート!最後の直線では激しいデッドヒートとなり、一時はトップに立ってスタンドを沸かせました。わずか0.25秒差で2位となり、日本記録を大幅に更新し、世界との距離をぐっと縮めるレースとなりました。
前を走る選手を次々ととらえ、徐々に順位を上げていく三浦龍司選手
冷静にハードルを跳ぶ三浦龍司選手
現地にて三浦選手の日本記録更新を見させていただきました。世界最高峰のレースで世界チャンピオンを追い詰めた走り、同じ日本人として、チームメイトとして大変感激いたしました。 この感動をチームに持ち帰り、次は皆で三浦に刺激を与えられるよう、しっかりと勝負に拘って取り組んで行きたいと思います。 今回も様々な方に三浦選手をサポートしていただきました、感謝申し上げます。
今回のレースでは自己ベスト更新と入賞を目標に臨みました。 出場選手も多く、設定ペースも早かったためハイレベルなレースになりましたが、冷静にレース展開を読み、自分の強みを活かせた走りをすることが出来ました。 自己ベストを大幅に更新してのダイヤモンドリーグ2位という結果は、9月の東京世界陸上に向けて大きな弾みのつくものになりました。 応援いただき、ありがとうございました。
9月13日(土)~21日(日) 東京・国立競技場 チケット情報などは大会公式サイトをご覧ください。
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