日時2025年7月4日(金曜日)~6日(日曜日) 場所:東京都・国立競技場
メダリストを称える「ウィナーズパレード」で、メダルをかけ、笑顔でガッツポーズを見せる森田佳祐選手(前列右から2番目)
9月の東京2025世界陸上への出場権を懸けた、日本一決定戦「第109回日本陸上競技選手権大会」が、7月4日(金)~6日(日)の3日間、東京・国立競技場で開催されました。 SUBARUからは5選手が出場。1500mの森田佳祐選手が見事、銅メダルを獲得!3000mSCの砂田晟弥選手も5位入賞を果たしました!
1500mにはこの種目の第一人者、森田佳祐がエントリー。大会2日目にあった予選は余裕を持った走りで2位通過。大会3日目の決勝では冷静なレース運びで、好タイムでフィニッシュ!狙った金メダルではありませんでしたが、銅メダルを獲得。スタンドに駆けつけたたくさんのSUBARUファンを沸かせました。
予選は余裕の2位通過で、決勝進出
いよいよ決勝!日本記録保持者の河村一輝選手(トーエネック)につく森田佳祐選手
ラストに1人を抜き、フィニッシュ!銅メダル!
レース後、応援団に囲まれ、笑顔を見せる森田佳祐選手
森田は優勝を目指して出走、予選も危なげなく走り状態の良さを確認出来ました。 決勝では、常に良い位置でレースを進めて、勝つならここというタイミングで勝負をかけましたが、相手が一枚上の走りで最後は突き放されてしまいました。 本当に良い走りだっただけに、勝つのは本当に難しいと感じたレースでした。 暑い中、大勢の方に応援いただきまして、ありがとうございました。
人生でいちばん強い気持ちで臨んだが、日本一を獲ることはできませんでした。 悔しいが、僕はやり切りました。このレースに賭けてきた。これが、今の森田佳祐にできるベストパフォーマンスだったと思う。胸を張って、銅メダルを受け取りたい。 スタートラインに立った時に、たくさん応援してくれている人の姿が見えました。うれしかったし、追い風になりました。日本一を届けられなかったのは悔しいですが、熱い走りは見せられたかと思う。
3000mSCは決勝が行われ、砂田晟弥が登場。猛暑のなか、目標とした世界陸上参加標準記録8分15秒00切りはなりませんでしたが、力強い走りで5位入賞を果たしました!
水濠を越える砂田晟弥選手
ハードルを跳ぶ砂田晟弥選手
砂田は表彰台を目指したものの、中盤に離されてしまった。強みのラストスパートで順位は確保したが、彼が目指す水準からすると課題が残る走りだった。
今日のレースは自己ベスト更新を目標にして出場しましたが、更新する事が出来ませんでした。最高峰の舞台で昨年のリベンジは出来ましたが、理想とはかけ離れた結果だったので、もっと練習を積まないと行けないと感じるレースになりました。 また、多くの社員の皆様に応援して頂けた事は、一生の思い出になったと思います。その声援に応えられなかった事はとても悔いが残っているので、この結果を受け止めて、来年もう一度この舞台に戻って来られるように頑張ります。
例年、30人の選手による予選なしの決勝一発勝負の5000mですが、今年は予選が実施されました。3選手は惜しくも決勝進出(各組6着まで)は逃しましたが、猛暑の国立競技場で歓声を受けながら、最後まで力走しました!
「国立競技場で走るのは初めて。ワクワクします」と話していた鈴木勝彦選手がスタート!
日本選手権10000mの金メダリスト、鈴木芽吹選手(トヨタ自動車)にピタリとつきます
念願だった日本選手権への出場を果たした梶谷瑠哉選手。序盤から積極的に前に出ました
猛暑のなか、懸命にゴールを目指す、小林歩選手と梶谷瑠哉選手
ラストスパートで力を振り絞る小林歩選手
5000mの3選手はしっかり準備をして挑んだが跳ね返された。彼らは日本選手権で予選から戦うのは初めて。やはりペースメイクされたレースとは違って激しい順位争いに対応しきれなかった。しかしこれも経験、強い選手を目指して精進してほしい。
初めての国立競技場で、ワクワクしていました。予選通過順位である6着以内だけを狙っていましたが、8着で悔しい。これまで経験したことのないほど、極端に遅いペースでスタートしたことで、出るタイミングや駆け引きが難しかった。もったいないレースでしたが、その分、学びがありました。 2026年1月のニューイヤー駅伝では、日本選手権10000mで5位入賞者らしい走りを見せたいので、さらに力を付けていきます。
練習の段階では自信がありましたが、スタートから余裕がなく最後の調整で余裕を持った練習が出来なかったのが原因だと思いました。 次はホクレン網走5000mに出場するので目標を達成出来るように頑張ります。
初めての日本選手権、初めての国立競技場でした。トラックに出ると、ワーっという大きな歓声が聞こえて感動的でした。 レースでは悔いが残らないよう、積極的に前に出たが、途中で差し込みが来てしまいました。猛暑のなかのタフなレースで、自分の足りないところを改めて知ることができました。2026年1月のニューイヤー駅伝に出て、活躍したいというのがいまの自分のいちばんの目標。その目標に向け、今回のレースの経験も活かしながら、夏にしっかり走り込んでいく。
ご声援、ありがとうございました!総合結果はこちらをご覧ください。