2024年1月1日はニューイヤー駅伝!
皆さんに、SUBARU陸上競技部の走りを思い切り楽しんでいただきたい。
そこで本日は、SUBARU陸上競技部の数々の試合を観戦し、SUBARUをよく知る熱烈ファンの柴崎さん、桑原さんに、「ニューイヤー駅伝、SUBARUのココに注目!」と題し、注目ポイントを語っていただきました。
清水・鈴木・口町選手に期待(柴崎さん) 奥谷監督を信じる(桑原さん)
――柴崎さん、桑原さんは、数々のSUBARUのレースを観戦してくださっています。今年のSUBARUを見ていて、ズバリ、ニューイヤー駅伝での予想順位は?
柴崎さん 3位以内です。今シーズンのSUBARUは、はっきり言って強いからです。 まず、エースの清水歓太選手です。
世界で活躍し始めた、エースの清水歓太選手
日本最高峰の大会「日本選手権」で、5000mに出て銅メダル。日本代表として世界ロード選手権「リガ'23」5kmに出て日本新を出した。そして、日本選手権は10000mにも出場。中盤までトップを走り、攻めてくれました。目指していた優勝はなりませんでしたが、ワクワクさせてもらいましたし、あの走りを見た人は、清水選手をさらに応援したくなったのではないでしょうか。
鈴木勝彦選手も走るたびに自己新記録を出しているし、11月の八王子ロングディスタンスでは口町亮選手も10000mの自己新記録。
どんどん記録を伸ばし、日本代表も視野に入ってきた鈴木勝彦選手
東日本実業団駅伝の応援に駆け付けた柴崎さん(右)。選手のサイン入りバッグを手に、口町亮選手と一緒に記念撮影。
今季は試合のたびに、誰かが好記録を出している。観戦が本当に楽しいし、ニューイヤー駅伝にも期待しかありません。
桑原さん 2024年のニューイヤー駅伝は、区間の変更があります。これまで最短だった2区が、逆に最長(21.9km)になる。一体どんなレース展開になるのか。予想がつきませんが、私もSUBARUは3位以内に入ってくれると思います。なぜなら、奥谷亘監督が「表彰台を目指す」と、おっしゃっているからです!
「表彰台を目指す」と話す奥谷亘監督
というわけで、 ①エース清水歓太選手らの活躍で、SUBARU表彰台なるか? これが注目ポイントの一つです。
”いぶし銀”小山&照井選手の、粘りが楽しみ
――ほかに期待している選手は?
桑原さん 私は小山司選手をあげたい。10月にあったMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)での、小山さんの力走は感動しました。雨が降りしきるなか、果敢に攻めの走りを見せてトップを走る姿に、テレビの前で「小山さん、頑張って!」と絶叫しました。
MGCで力走した小山司選手。上り坂、向かい風など、苦しい場面でより力を発揮します!
柴崎さん MGC、私は現地で観戦しましたが、あの日は大雨のうえ、とても寒かった。沿道でランナーを待っていたら、中継車の後ろに、先頭を走る小山くんが見えて、興奮しまくりでした。あの過酷な状況で先頭を引っ張る走りは圧巻でしたし、感動しました……。 小山選手と同じく長距離が得意な照井明人選手も期待大。
今年はマラソンにも挑戦した照井明人選手。長距離はお任せください!
あと、唐澤剣也選手。ニューイヤー駅伝には出ませんが、彼が世界で活躍する姿も、チームにいい影響があるでしょう。
唐澤剣也選手&ガイドの小林光二コーチのコンビは、圧倒的な強さでチームを鼓舞
というわけで、 ②小山選手と照井選手。苦しい状況、長い距離を得意とする「いぶし銀」系選手の粘りを見逃すな! これが2つ目の注目ポイントです。
強すぎるベンソン選手が、 太田を疾走する!
桑原さん それからやっぱり、何と言ってもベンソン選手ですね。11月にあったニューイヤー予選の東日本実業団駅伝で、2年連続となる区間賞。これでベンソン選手は4回駅伝を走って、
・ニューイヤー駅伝2022 区間賞 ・東日本実業団駅伝2022 区間賞 ・ニューイヤー駅伝2023 2位(たすきは1位でつないだ) ・東日本実業団駅伝2023 区間賞
って、素晴らしすぎますよね? あまりに強くてびっくりです。
いつも強い!いつも速い!ベンソン選手
何度も表彰されています
柴崎さん 2022年のニューイヤーなんて、ケニアから来日して、わずか1カ月後に走って区間賞だったんですからね。ベンソン選手の強さは別格です。 2024年1月1日のニューイヤー駅伝は区間の変更がありますが、外国人の走る区間が2区から4区になる。つまり、ベンソン選手は4区を走ります。4区はSUBARUの本拠地・太田を通るコースですよ。
というわけで注目ポイントの3つ目は、 ③強すぎるベンソン選手が、太田をトップで走り抜けるか。今から楽しみでしょうがない。
川田選手は表情、森田選手はスピードに注目(桑原さん) 梶谷選手のパワーが楽しみ。7区じゃ足りない(柴崎さん)
桑原さん さらに、予選の東日本実業団駅伝で、1区を走った川田裕也選手。川田選手って、表情がいいんです。スタートラインに立つ引き締まった表情を見れば、頑張ってほしいと思わずにはいられません。
キリっとした表情で支持を集める川田選手
あと、森田佳祐選手。1500mの選手で、日本選手権1500mで3連続表彰台に上っている。スピード、そしてラストスパートがあります。森田選手のスピードをニューイヤーで見てみたい。
日本有数のスピードスター、森田佳祐選手
柴崎さん 東日本実業団駅伝では、川田くんが念願の出走を果たせたことは本当に良かった。あと、6区・梶谷瑠哉選手のパワーアップした走りに感動しました。順位を2位まで引き上げましたからね。さすが主将です。ニューイヤーでも、食らいついてくれるでしょう。
東日本実業団駅伝で執念の走りを見せ、チームを2位に押し上げた梶谷瑠哉主将
桑原さん 予選は梶谷選手らの奮闘で、後半に順位をだんだん上げていく展開。見応えがありました。
柴崎さん ニューイヤーは、毎年強風の中を走る口町亮選手の力強い走り、驚異のラストスパートである口町ロケットも楽しみです。
2023年のニューイヤー駅伝で口町ロケットを発射させ、沿道を盛り上げた口町亮選手
しかし、こんなこと言ってたら、7区間じゃ足りないね。10区間くらいにしてもらって、たくさんの選手の走りが見たい。 というわけで、注目ポイントの4つ目は、 ④川田=表情、森田=スピード、梶谷=パワーアップ、そして口町ロケット。各選手の個性をおさえよう!
予選の順位をひっくり返して
――ライバルチームについてもお聞かせください。
桑原さん 警戒すべきチームはたくさんありますが、筆頭は富士通ですね。12月の日本選手権10000mで、日本記録を大幅に更新した”お塩様”こと塩尻和也選手をはじめ、高速ランナーぞろいです。あとはやはり、ニューイヤー2連覇中のHondaです。
強豪チームのエースたちと並び、日本選手権10000mでのスタートラインに立つ清水歓太選手。このレースで一緒に走ったメンバーの多くと、ニューイヤー駅伝でも戦うことになる
柴崎さん 私も同意見で、富士通、Hondaは手ごわいですね。さらに私は、東日本実業団駅伝3位のロジスティードをあげたい。10000メートルのチーム平均タイムがSUBARUと近く、東日本実業団駅伝は僅差で先を越された。ニューイヤーでは是非、順位をひっくり返してもらいたいです。 というわけで、注目ポイント5つ目は、 ⑤東日本予選の1位富士通、2位Honda、3位ロジスティード を追い越せ! ということになります。
沿道観戦のコツ ユニホームと選手の顔を覚えて(柴崎さん) 迷ったら、群馬県庁前へGO!(桑原さん)
――最後に、沿道で楽しく観戦するためのアドバイスをお願いします。
柴崎さん どの選手が、どの区間を走るかはレース2日前の12月30日に発表されます。まずはSUBARUのユニホームと、どの区間を、どの選手が走るのかを、覚えてください。 というのも、沿道にいると、猛スピードで走る選手が、次々と通過していきます。ユニホームと顔をしっかり覚えておかないと、お目当ての選手を見逃してしまい「あれ? もしかしてもう通り過ぎちゃった?」ということになりかねません。
ニューイヤー駅伝2023で、群馬県庁前をスタートする選手たち。猛スピードで走り抜ける選手のなかから、目当ての選手を見つけるのはなかなか難しく、似た色のユニフォームの選手を追いかけてしまうこともある。SUBARUの選手を素早く見つけるため、事前にぜひ、ユニフォームと選手の顔のチェックをお願いします!
桑原さん 沿道で観戦してみたいが、初めてなのでどこに行けばいいか分からない、という方には、スタート地点の群馬県庁前をおすすめします。 スタート前にチームが紹介され、1区のランナーが地元陸上クラブの子どもたちと手をつないで走って入場してくるのを見るのは楽しいし、その後、打って変わって真剣になる選手の表情、スタート前の緊張感など、見どころがいっぱいです。
柴崎さん・桑原さん 私たちは毎年、新年の幕開けに、SUBARU陸上部の走りとチームワークから1年分の元気をもらっています。 というわけで、最後の注目ポイントは、 ⑥選手の足音、応援団の歓声。現地だからこそ味わえるあの雰囲気 です!
「お正月は何をしようかな?」と考えている皆さん。地元・群馬を走るSUBARU陸上競技部を、一緒に応援しませんか?
柴崎さん、桑原さん、アツい呼びかけで締めくくっていただき、ありがとうございました! ニューイヤー駅伝は2024年1月1日、午前9: 15に群馬県庁をスタート。 群馬テレビ、TBS系列で生中継もあります。 皆様の大きなご声援の後押しを受け、SUBARU陸上競技部、表彰台を目指して頑張ります!