2022年1月1日に開催されるニューイヤー駅伝に向け、大会を中継するTBSの陸上競技ツイッターアカウントでは、 出場37チームの選手たちが趣向を凝らしながらカウントダウンしていく動画を配信しています。 カウントダウンは大会37日前の11月25日から始まり、SUBARUの作品「入賞目指して頑張るぞ!POWER」は11月30日に登場しましたが、すでにチェック済でしょうか?
SUBARUカウントダウン動画
↑ カッコいい仕上がりのカウントダウン動画、SUBARUファン必見です!
SUBARU車のパワーと、陸上競技部の力をスマートかつユーモアを交えてまとめられたこの動画、実はなんと、ある選手が「総監督」を務めて制作したのです。
その選手とは、サブキャプテンの藤原滋記選手です!
動画を制作した藤原滋記選手
クオリティの高さに「これを選手が制作したの!?」を驚かれた方も多数、いらっしゃることでしょう。プロ顔負けの動画企画・撮影・編集能力を持つ藤原選手はこれまでも、コロナ禍のステイホームにできる運動の動画を制作するなど、センスある作品を公開しています。
SUBARU陸上競技部「STAY HOME」エクササイズ編 - YouTube
SUBARU陸上競技部「STAY HOME」ストレッチ編 - YouTube
今回は、藤原選手に撮影のコツや、動画による発信に力を入れる狙いを尋ねました。
Q STAY HOME動画は分かりやすく、ニューイヤー駅伝までのカウントダウン動画はSUBARU車もしっかりPRされていて、かつ、クールで、いずれもかなり凝っていますね。
A(藤原選手)ありがとうございます。本当のところを言うと、STAY HOME動画については、もっと趣向を凝らしたかったのですが、早く皆さんに届けるべく、公開までのスピード重視で制作しました。 ニューイヤー駅伝までのカウントダウン動画は、私の愛車・レヴォーグの車内で一眼レフを使って撮影しました。
Q 動画制作を始めた時期や、きっかけを聞かせてください。
A 大学3年のころ、友人が一眼レフのカメラを持っているのを見て「いいな」と思い、自分もカメラを買って撮影するようになったことです。撮影を始めてみると、他の人の撮り方も気になるようになりました。やがて、写真家の保井崇志さんの作品が好きになり、彼のインスタグラムをよくチェックしていたところ、徐々に動画もアップされるようになりました。それで、自分も動画をやってみたいと思って約2年前に始めました。
Q 機材や動画制作ツールはどのようなものを使っていますか?
A 大学生の時に初めて購入した一眼レフカメラのメーカーはSONYです。3台くらいSONYで乗り換えて、今は富士フイルムのX-T4です。これで動画も撮影しています。動画制作ツールは、最初はDaVinci Resolveでしたが、今はAdobePremierProを使っています。
Q 撮影のコツはありますか?
A 写真は人物を撮ることが多いのですが、ボケ感を出したり、奥行きを感じさせたりと工夫しています。選手の動画を撮る時はアングルを大切にしていて、納得がいく撮影ができるよう、選手にポーズや角度を注文することもあります。そういうことをしていると「カメラマンみたい」とよく言われますね。
Q もはや「カメラマンみたい」と言うより、カメラマンそのものですね。出来上がった動画に対して、周囲からはどんな反応がありますか?
A 社員の方々から「いいね」と言っていただくことも多く、今回のカウントダウン動画も好評でほっとしています。 動画を撮る時は、選手の躍動感が伝わるように心がけています。動画をきっかけに、陸上競技やSUBARU陸上競技部を知り、興味をもってもらえたらという気持ちを込めて、取り組んでいます。
藤原選手の思いは、視聴者にしっかり届いているはずです。 皆さま、ニューイヤー駅伝向けて頑張るSUBARU陸上競技部に、大きなご声援をお願いします!