10月11日(土) 群馬県富岡市立富岡中学校のグランドにて、「地元の有名選手から普段聞けない話を聞いたり、走り方を学びたい」という地元の方の働き掛けから今回の陸上教室を開催する運びとなりました。 SUBARU陸上部からは、群馬県富岡市の出身でもある阿久津圭司選手、山崎敦史選手の2名が講師として参加です。 小学校4年生から一般の方まで全員で60人以上の参加者が集まってくれました。
講演は質問形式で行われました。
色々な質問がありましたが、意外だったのが2人の陸上を始めたきっかけです。
■阿久津選手: 中学時にバスケット部に所属していたが、決められた距離を走るとボールで自由に遊べた。 ボールで遊びたくて走っていたら、いつのまにか速く走れるようになっていた。
■山崎選手: 小学校の時、実は太っていた、、、ダイエット目的で走っていたら、痩せるにつれ速く走れるようになっていた。
小学校時には決して速くなかった二人。 ですがインターハイでは、阿久津選手が3000m障害で優勝、山崎選手は1500m7位入賞とすばらしい成績をあげるまで成長しました。
次は一緒に体を動かす実習です。
まずは怪我のないように、普段SUBARU陸上部で行っている準備体操。
次は、きれいなランニングフォームを目指すために阿久津選手が中心となり、動きづくりを行いました。
次は阿久津選手の走りを披露。
山崎選手が走りのポイントを解説しました。
いよいよ走る番です。実業団のスピードを体感してもらいたく、山崎選手も一緒に走ります。 まずは小学生と女性が600mにチャレンジ。
次は中学生以上の男性が1000mを走ります。
先頭は3分5秒でゴール、なかなかのペースです。
走り終わった後は、全員でグラウンドを2周歩いてクールダウン、整理体操を行い今回の陸上教室を終了いたしました。 皆さんからも沢山の質問を頂き、走り方についてアドバイスが出来たかと思います。 今回の陸上教室で感じたことを、陸上だけでなく様々なスポーツで役立て頂ければと思います。
最後に全員で記念撮影。
■山崎選手コメント 普段なかなか地元の方と話をしたり一緒に走ったりする機会がないので、大変良い経験ができました。 地元の方と触れ合うことで初心も思い出すことができたし、応援していますという声を聞いて大変励みになりました。 また今回は小・中学生の参加者が多く、この中から将来箱根駅伝やニューイヤー駅伝に出場したり、日本代表として世界に羽ばたく選手が出てほしいです。
■阿久津選手コメント 今回は地元富岡市での陸上教室でした。今現在富岡市は日本で注目されている地区であると思います。そんななか富岡市七日市地区の小学生、中学生、一般の方に向けた講演と実習でした。 こうした講演をさせてもらえる機会はあまりなく、とても貴重な経験になりました。 また中学生や小学生の元気に取り組んでいる姿を見て、もっと地元に貢献したいという気持ちになりました。 今後もこういった活動をしっかりと続けていき地域の発展につながる手助けになればと思います。