おっとりしていて優しい性格だが、試合になると目つきも変わって“勝負師”に豹変する。 2022年はニューイヤー駅伝5区を走り、強烈な向かい風のなか3位から2位に順位を押し上げる力走。9月に初マラソンに挑戦し、大会新記録で優勝。11月の東日本駅伝2022ではエース区間の3区を走って区間賞。2023年は珍しくケガに泣かされたが、夏には完治。秋に活躍する準備を整えている。 膨大な練習に裏打ちされた超強気なマインドが持ち味。上り坂、向かい風をものともせず、苦しくなってから驚異の粘りを見せ、競り合う相手がオリンピアンでも日本記録保持者でも、一切萎縮することなく真っ向勝負を挑む。 2021年2月に他チームから移籍した。「練習に集中できる環境が整い、ニューイヤー駅伝では会社からも地元からも大声援で応援してもらえるSUBARUは恵まれている」が口ぐせで、照井選手の活躍はチームの大きな刺激となっている。