1500mの日本トップクラスのランナー。 2022年5月に前チームからSUBARUに移籍するや否や、6月の日本選手権で3位、7月にはホクレンディスタンス千歳大会で日本歴代7位(当時)となる自己新記録(3分37秒36)をたたき出すなど、大活躍。 2023年も、日本選手権3位で、2年連続表彰台に上った。 考え抜いて練習メニューを組み、実施した結果は細かく記録して効果を検証する。試合では、レース展開を緻密に計算したうえで、猛烈なラストスパートをかけて最後に勝ち切る。頭を使った走りで結果を出すのが”森田流”だ。 目標は、国際大会の日本代表になること。そして、ニューイヤー駅伝でチームの3位入賞に貢献すること。 1500mの参加標準記録(3分33秒50)は日本記録(3分35秒42)より速く、「日本人未踏」の記録に挑むことでもあるが「参加標準記録を突破する途中に、日本記録更新があるだけ」とサラリ。 高くそびえ立つ“世界”に、飄々と挑む森田選手のスタイルは、SUBARUのメンバーに大きな刺激を与えている。