SUBARUは、新型「シフォン」を本日2019年7月16日に発表し、7月25日に発売します。
新型「シフォン」は、日常での使い勝手の良さと安全性能を追求した軽乗用車です。開放感のある広い室内と、「ミラクルオープンドア」をはじめとする便利な機能・装備を採用するとともに、先進安全システムとしての機能を大幅に向上させた新「スマートアシスト*1」をSUBARUで初めて採用し、全車標準装備とすることで、SUBARUがお客様に提供する価値である「安心と愉しさ」をさらに高めました。
室内は、乗員からルーフやフロントガラスまでのゆとりを多くとった開放感のあるキャビンと、多彩な収納装備により、使いやすさと快適性を大幅に向上。運転席最大540mm*2、助手席最大380mmのシートスライドも可能で、前席に座った状態での後席へのアクセスや、前後の席をウォークスルーで移動する際の利便性を高めています。加えて、助手席側のBピラー(助手席と左後席の間の柱)を助手席側ドアとスライドドアに内蔵させることで大開口を実現する「ミラクルオープンドア」を採用し、スムーズな乗員の乗り降りや荷物の積み下ろしを可能としました。
新「スマートアシスト」は、安全性能と利便性が大幅に向上。自動でハイビームとロービームの切り替えを行い、対向車の有無によってハイビームの照射範囲を制御する「アダプティブドライビングビーム*2」を軽自動車で初めて採用したほか、ステレオカメラが区画線を認知し、ステアリング制御ではみ出しを防止する「車線逸脱抑制制御」などの機能を新たに装備しました。また、「スマートアシストプラス」として、先行車を認識してアクセルとブレーキを制御し、追従走行を行う「全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール*2」や、時速約60km/h以上で車線の中央を維持して走行する「レーンキープコントロール*2」、駐車時のハンドル操作をアシストする「スマートパノラマパーキングアシスト*2」といった軽自動車初*3の機能に加え、ハンドルや方向指示器の操作に合わせて左右方向を照らす補助灯を追加点灯させることで、夜間における右左折時の視界確保をサポートする「サイドビューランプ」などの機能を採用しました。
走行性能の面では、プラットフォームの刷新によって軽量化と高剛性を実現し、操縦安定性や乗り心地、衝突安全性能を大幅に高めました。また、エンジンとCVTの改良により、気持ちのいい加速と燃費性能を両立しました。
※ シフォンはダイハツ工業株式会社からのOEM供給です。 *1:「スマートアシスト」はダイハツ工業株式会社の登録商標です。 *2:グレードにより装備の有無が異なります。詳しくはカタログもしくはSUBARUオフィシャルWebサイトをご覧ください。 *3:スマートパノラマパーキングアシストについては、カメラ映像を用いた駐車時のハンドル操作支援システムとして軽自動車初。
<SUBARUオフィシャルWebサイト シフォン> https://www.subaru.jp/chiffon/chiffon/
【商品の主な特徴】 1. 使い勝手 (1) 室内空間
乗員からルーフやフロントガラスまでのスペースを多く確保することで、ゆとりのある室内空間としているほか、運転席・助手席の前方の収納スペースや、格納式シートバックテーブル(運転席・助手席)*2など、使い勝手のよい装備を搭載しています。また、運転席ロングスライドシート(最大540mm)*2と助手席ロングスライド(最大380mm)の組み合わせにより、前席に座った状態での後席へのアクセスや、前後の席をウォークスルーで移動する際の利便性を高めています。
(2) ミラクルオープンドア
助手席側のBピラーを、助手席側ドアと後席のスライドドアに内蔵することで、大開口を実現。乗員の乗り降りや荷物の積み下ろしの際の利便性を高めました。また、利便性向上のために、以下の機能を搭載しています。 ・ウェルカムオープン機能*2
降車時に予約しておけば、アクセスキーを携帯して近づくと、自動でパワースライドドアが開きます。荷物を持っている時やお子様の手を引いている時など、手が使えない場面での利便性を向上させました。
・タッチ&ゴーロック機能+タッチ式リクエストスイッチ(運転席/助手席)*2
パワースライドドアの閉作動中にフロントドアのリクエストスイッチにタッチすることで、パワースライドドア全閉後に自動でロックがかかります。パワースライドドアの全閉まで待たずにクルマから離れられます。
・助手席イージークローザー*2
助手席のドアを閉める際、半ドア時には自動でドアを全閉。力の弱い方や荷物で手がふさがっている方でも、安全にドアを閉めきることができます。
2. 安全性能 (1) 予防安全性能
衝突被害軽減ブレーキをはじめとする先進安全機能を備えたスマートアシストが進化。新しい機能を追加し、安全性と利便性を高めたほか、更なる安心を追加する装備として、スマートアシストプラスを設定しました。(以下には新しく追加された機能を記載。) <スマートアシスト> ・車線逸脱抑制制御機能 ・アダプティブドライビングビーム*2 ・標識認識機能(進入禁止)*2 ・ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方) ・コーナーセンサー(フロント・リヤ) <スマートアシストプラス> ・全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール*2 ・レーンキープコントロール*2 ・スマートパノラマパーキングアシスト*2 ・サイドビューランプ
(2) 衝突安全性能
・衝突安全ボディ
プラットフォームの刷新により、軽自動車でありながら高い衝突安全性能を実現。フロントサイドメンバーを高効率エネルギー吸収構造にするなど、ボディ構造を刷新し、高張力鋼板や差圧鋼板を使用することで、強度の向上と軽量化を両立しました。
・ピラー内蔵型スライドドア
ミラクルオープンドアの助手席側ドア後端部とスライドドア前端部は、高張力鋼板を使用したピラー内蔵型とし、乗員の乗り降りや荷物の積み下ろしの際の利便性を高めながらも、運転席側と同等の強度と剛性を確保しています。
・SRSエアバッグ
前方からの強い衝撃時に、乗員の頭部や胸部への重大な傷害を軽減するデュアルSRSエアバッグに加えて、車両側方からの衝突の際の衝撃を緩和するSRSサイドエアバッグとSRSカーテンエアバッグを標準装備。6つのエアバッグで全ての席の乗員を保護します。
(3) 視界性能
大きなフロントガラスに加え、Aピラーを細くすることで、左右の死角を削減。前進時はもちろん、右左折時に歩行者などを見落としにくく、安心して運転することができます。また、左ドアミラーに装備したサイドアンダーミラー*2は、運転席から死角になりやすい車両左側方の視界を補助します。
3. 走行性能 (1) プラットフォームの刷新
アンダーボディは骨格の通し方を一新し、フレームの断点をなくし連続化させることで高剛性化。アッパーボディは衝突構造の合理化や、超高張力鋼板の効率的な配分により、大幅な軽量化を図りながら剛性を向上させ、操縦安定性を高めました。また、あわせてリヤサスペンションも高剛性化して車両全体の剛性を大幅に向上させることにより、最適なスプリングの設定が可能となり、乗り心地の大幅な向上も同時に実現しています。
(2)CVTの改良
ベルトとギヤを併用する新開発のスプリットギヤを用いたCVTを採用。高速走行時にはベルトとギヤを併用することで、従来よりもハイギヤード化。エンジン回転数を抑えることにより、燃費と静粛性を向上させました。また、低速域では従来よりもロー側に設定したベルトを使用することで、ドライバーの意に沿った発進加速を実現しました。
(3) エンジンの改良
吸気ポートのデュアル化や複数回点火(マルチスパーク)の採用、燃焼室サイズの最適化により、燃焼効率を向上。アクセル操作に対するリニアな加速と、燃費性能向上を実現しました。さらに、ターボ車はインタークーラーを従来よりも大型化することで、低速から高速までの全域でトルクを拡大し、より気持ちの良い加速が得られます。
*2:グレードにより装備の有無が異なります。詳しくはカタログもしくはSUBARUオフィシャルWebサイトをご覧ください。
【店頭フェア】2019年8月3~4日
【販売計画】月販500台
【価格表】
※:27,000円高(消費税8%込) ★:2トーン色のブラック・マイカメタリック/ファイアークォーツレッド・メタリックは64,800円高(消費税8%込)、ブラック・マイカメタリック/ シャイニングホワイト・パール、ブラック/レーザーブルークリスタルシャインは75,600円高(消費税8%込) ☆:写真掲載グレード
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