SUBARUのモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)*1が参戦するSUPER GT 2018シリーズ第6戦「SUGO GT300km Race」(会場:宮城県 スポーツランドSUGO)決勝レースが9月16日(日)に行われ、SUBARU BRZ GT300(チーム名:SUBARU BRZ R&D SPORT*2 ドライバー:井口卓人/山内英輝)がGT300クラスで今シーズン初優勝を果たしました。
15日(土)に行われた予選で2014年の富士スピードウェイ戦以来のポールポジションを獲得したSUBARU BRZ GT300は、決勝レースでは、他のマシンのクラッシュによりセーフティカーが導入されるなど先の読めないレース展開のなか、首位を守って周回を重ね、今シーズン初優勝を飾りました。
STIチーム総監督の渋谷真は、「マシンの仕様変更はレギュレーションの範囲でいつもトライしていますが、今回はうまくいきました。次戦(10月20日・21日)のオートポリス(大分県)もこのSUGOに似たコースで、SUBARU BRZ GT300との相性は良いです。今回の優勝でウエイトハンディを搭載しますが、次戦はそのウエイトハンディが半分になるレギュレーションなので、そうしたところも幸運ですね。今回の優勝を弾みにして残りの2戦とも優勝目指して頑張ります」と語っています。
SUPER GTは全日本GT選手権を引き継ぎ2005年に発足したシリーズで、現在日本国内で人気のあるモータースポーツカテゴリーのひとつです。STIはR&D SPORTと共に2009年よりLEGACY B4 GT300で参戦を開始。2012年シーズンからは、市販車のSUBARU BRZが採用する超低重心なFR*3レイアウトを継承した、SUBARU BRZ GT300で参戦しています。低重心でコンパクトな水平対向エンジンがもたらす走行性能の高さとそのシルエットは、同年3月の初参戦から多くのレースファンに支持されています。
レースの詳細は、SUBARUモータースポーツマガジンWebサイトで公開中です。 https://www.subaru-msm.com/2018/sgt/report/rd6
*1:スバルテクニカインターナショナル(株)(代表:平川良夫、東京都三鷹市、略称:STI) *2:(株)アールアンドデースポーツ(代表:本島伸次、神奈川県平塚市) *3:「フロントエンジン・リアドライブ」の略
[PDF/189 KB]