TOP > SUBARU PEOPLE/キャリアプラン_高橋正樹

キャリアプラン

plan02 壁を乗り越えたからこそ、見えた。お客様本位の「安心と愉しさ」を提供するクルマを作り続けたい。

過去 - 完成車を作りたいという想いが原動力。

実務や研修に夢中で取り組む間に、壁を感じなくなった。

大学で機械工学を専攻しており、前職では自動車部品メーカーにて、イグニッションコイルを設計していました。レーシングカー向けなどカスタム品も多く、設計から試作、実験、評価、製作まで関われてやりがいがありましたが、あくまでも自動車の部品づくり。もともとクルマ好きだったので、やっぱり完成車をつくりたいと思う気持ちが強くなり、完成車メーカーへの転職を考えるようになりました。SUBARUを志望したのは、独自性が高く、小規模のため、完成車メーカーの中でも活躍の幅が広いだろうと考えたからです。入社後はエンジン設計部に所属し、エンジン、車両の性能に大きく影響する補機部品のひとつエキマニ(エキゾーストマニホールド/排気集合管)の開発を担当していました。正直、当初は馴染めなくて大変でした。第一に、電磁系の一部品しか設計していなかった私には、エンジンシステムの知識が少なかったこと。第二に、完成車メーカーの中では小規模でも、部品メーカーに比べれば規模が大きいため、前職での属人的な働き方から、ルールに基づく組織的な働き方にとまどいを感じたからです。原因は知識や経験が不足していたことでしたので、積極的に実務や研修を通じ、経験と知識を積み重ねることで解決していきました。また、元々コミュニケーションは得意なほうでしたが、当社は風通しの良い風土であり、人との繋がりが早期に作れたこと、そこから多くの知識を吸収することができたこと、加えてサプライヤーの目線を仕事に活かそうと取り組んでいったことで、気がついたら壁を感じなくなっていました。
その後、エンジンを司る吸気、排気、燃料、その他の補機部品全般の開発に携わることができました。

現在 - 試練は、さらなる成長に繋がるチャンス。

先行開発から量産立ち上げまで任され、さらに成長を実感。

成長の転機になったのは3年目、北米市場向けレガシィのエキマニの先行開発から量産立ち上げまでを任された経験です。いちばんの課題は、SUBARU独自の水平対向エンジンに適した新しいエキマニを、厳しいコスト低減の要求を満たして実用化すること。「性能を上げて、価格を下げる」という背反の問題を解決するために、ほとんどゼロ段階からパイプの形状や長さ、レイアウトなど、あらゆるファクターを検討。出力、排ガス、燃費、OBD(自己診断機能)、信頼性など関連部署と連携しながら、2年近く悪戦苦闘した結果、何とか量産まで持っていきました。達成感を味わう一方で、実は直後、私は一時的に落ちこみました。なぜならクルマづくりの前には、つねに山のような問題・課題が待ち構えています。私はポジティブなほうですが、それでもプレッシャーに押しつぶされそうになったのです。幸い、上司や周りが温かく支えてくれましたし、中途入社の同期に率直に想いを話すことでまた前向きに考えられるようになり、次のステップに進む原動力が生まれてきました。本当に大きく成長できたのは、そこからだと思います。「誰だって壁にぶつかる時はあるけれど、それを超えれば視界が開ける。実際に体験した私が言うのだから、間違いないよ」と部下にはよく話しています。

そして未来へ - 「SUBARUならでは」に、こだわり続けたい。

「やりたい→プレッシャー→トライアル→成長」のスパイラルを上がっていく。

引き続き、リーダーとしてインプレッサの補機システム全般の開発に参画し、SUBARU初の直噴エンジンの立ち上げ、その後新型フォレスターの立ち上げを経験。現在は、自然吸気とターボ、それぞれの排気担当エンジニアとチームを組み、次世代排気システムのあり方を考えて開発戦略を立案するプロジェクトを推進しています。開発では自分本位の『安心と愉しさ』にならないよう、常にお客様視点を大切にしています。
これまでのキャリアを振り返ると、「やりたいと手を挙げるほどに、高い命題を任せてもらえた→プレッシャーを感じながら、時には立ち止まることもあったが、想いを実現しようとトライアルを続けた→成果に結びつき、成長につながった」というスパイラルを上がって来られたと実感しています。
アメリカに行った時に、自分が立ち上げに関わったレガシィやインプレッサが走っている姿を見ると、モチベーションが上がります。クルマづくりは負荷が大きいけれど、だからこそ世に出た時の喜びが大きいのです。職位や立ち位置は自然についてくる。エンジン補機の開発は面白いし、水平対向エンジンの世界をもっと深掘りして、エンジン開発全体を見ていきたい。視野を広げつつ、どこまでもSUBARUならではのクルマづくりを追求していきたい。これが私の描いているキャリアイメージです。

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