社員紹介
アライアンスで生み出したBEVを、世界へ届ける。
次の一台を考え続けるプロダクトマネジメントの仕事。
Y・D
2018年入社 営業本部
子どものころからSUBARUのクルマに憧れ、愉しさと安全を届けたいという思いから入社。生産現場を学び、SUBARUの正規販売店である千葉スバル株式会社への出向で販売の最前線を経験。現在はプロダクトマネジメント部でトヨタ自動車とのアライアンスで生み出したバッテリーEV(以下、BEV)を担当し、世界の声と情勢を読みながら、次の一台を企画し続けている。
Y・Dさんのキャリアパス
POINT
生産技術管理、販売、海外営業と、クルマづくりのさまざまな現場を経験してきました。現在はプロダクトマネジメント部で、海外の市場担当者とやり取りしながら、アライアンスで生まれた電気自動車を担当しています。
どんなクルマを世界に届けるか。
お客様の声と情勢を読みながら、その答えをつくり続ける。
私は営業本部でBEVを担当しています。SUBARUが今グローバルで展開しているBEVのトレイルシーカー、ソルテラ、アンチャーテッドは、トヨタ自動車とのアライアンス、つまり各社がそれぞれの強みを持ち寄って生み出す協力関係から生まれた車種です。2005年の業務提携以降、トヨタのクルマの受託生産や「TOYOTA 86」(現「GR86」)「SUBARU BRZ」の共同開発などを経て、現在のBEV開発へと発展しています。世界各国の環境規制は激しく変わり続けていて、その変化に対応しながらBEVを届けるためには、単独では難しい大規模な投資が必要です。アライアンスを活用することで、その投資を抑えながらSUBARUらしいBEVを世界に届けることが実現できています。
私の仕事は、世界各地の市場担当者が現地のお客様とやり取りして集めてきた声を受け取るところから始まります。さまざまな要望を踏まえながら、どんな機能を持たせるか、市場毎の戦略を議論しながら仕様を固め、数年先のクルマの仕様から、まもなく販売するクルマの価格まで経営の意思決定につながる提案を行うのが私の役割です。開発、調達、生産、販売と、各工程で営業部門と開発部門をつなぐハブとなりながら、関係各所を巻き込んでクルマづくりを前に進めていきます。
クルマは世界中にお届けするモノだからこそ、各国の環境規制の動向も常に読みながら判断していかなければなりません。世界の情勢や規制が変われば仕様の方向性がガラッと変わることもあって、誰も正解を持っていない中で次の一台を考え続けていくことは難しいですが、みんなで考えたクルマがお客様の手に届いたとき、この仕事をやっていて良かったと心から思います。企画と販売を中心に、各工程で関係各所と連携しながらクルマづくりに携わるからこそ感じられるやりがいだと思っています。
愉しさと安全を追いかけてSUBARUへ。
子どものころの原体験が、人や環境にも優しいクルマを届ける仕事につながった。
私の地元は車社会で、家族一人一台が当たり前の環境で育ちました。よくクルマを乗り換えていたのですが、SUBARUのクルマに乗ったとき、子どもながらに一番かっこいいし、乗っていて愉しいと感じたのを覚えています。一方でそのころ、祖父が運転する車が廃車になるほどの大きな事故に遭って、昨日まで普通に話していた人が一瞬にして命の危機に晒されるのを目の当たりにし、クルマはこんなにも人の命を左右するものなんだと、身をもって感じる出来事もありました。もともとクルマが好きだったので、就職活動では自動車業界を中心に見ていたのですが、愉しいクルマと安全なクルマ、その両方を本気で追いかけているSUBARUと私の思いが重なって、この会社しかないと思い入社しました。
今はプロダクトマネジメントの立場から、「環境負荷の低減」という観点も踏まえながら次の一台を考えています。世界各国で環境規制が厳しくなる中、愉しさと安全性だけでなく、排気問題や地球環境にも応えられるクルマを届けなければなりません。子どものころに「愉しくて安全なクルマを届けたい」と思っていた私が、今は社会や環境にも貢献できる次の一台を考えていることに、大きな誇りを感じています。
アライアンスを活かしながら、変わり続ける世界の情勢と向き合う。つくる現場と売る現場、その両方を知るからこそ、軸をぶらさずに判断できる。
トヨタ自動車とのアライアンスの中で共同開発しているBEVは、それぞれのブランドで販売しています。開発から調達、生産まで両社のプロセスが違うので、お互いの当たり前ではクルマづくりは進められません。だからこそ、本当に何が必要なのかをしっかり考え抜いて要望する必要があります。たとえばクルマの造形を大きく変えようとすると、工程変更や部品置き場の確保など生産部門に大きな負担がかかります。また、一つの仕様を変えるにも、多くの調整と工数がかかります。だからこそ、この仕様がお客様にとってどんな価値につながるのかを考え抜いた上で提案していく必要があります。
ここで活きてくるのが、入社して初めて配属された生産技術部門での経験です。生産ラインへの投資予算を管理する部署で、目的に合った投資判断をしていくために、何のためにこの機械を導入するのか、導入することで現場のどのような困りごとが解決できるのかを、時には現場へ足を運び技術者と会話しながら、投資の検討を進めていく仕事でした。一つの生産ラインで何百もの仕様はつくれないこととか、ここが課題になりそうだという感覚が身についているので、メーカーごとの考え方の違いを理解した上で、なぜそうしたいのかという目的意識を丁寧に伝え、様々な視点を踏まえ課題解決につながる提案をしながら、一緒に実現できる形を模索できています。
さらに難しいのが、世界の情勢です。各市場にはBEVの販売に関わる環境規制があり、それに対応しながら仕様を決めていきますが、規制の内容が変わっていくこともあります。規制が変われば技術的な対応だけでなく、この仕様で市場に受け入れてもらえるのかという商品面の判断も同時に求められます。千葉スバルへの出向で販売現場を経験してきているので、最終的にはお客様にとっての価値を軸に判断することができています。
プロダクトマネジメント部はいろいろな人と関わる部署なので、開発担当には技術者の視点で、市場担当者にはお客様や各市場のニーズを踏まえた視点で話せるのも、生産と販売の現場を渡り歩いてきたからこそできる強みです。アライアンスを活かすことを考えながら、世界の情勢が変わっても、人や環境に優しい次の一台を届けるという軸をぶらさずに向き合い続けられるんだと思っています。
みんなで考えたクルマが、世界へ届く。
その瞬間を見届けられることが、次への原動力になっている。
さまざまな調整を重ねて迎えたSUBARU矢島工場でのトレイルシーカーの生産開始セレモニーは、忘れられない経験でした。開発も製造も関わってきた人たちが一堂に会するのですが、生産と販売の現場を経験してきたからこそ、その場にいる全員がどんな苦労を重ねてきたのかがわかるし、私一人の力ではなくいろんな立場の人たちが一緒になって動いてくれたからこそここまで来られたという思いが、胸にこみ上げてきました。その後、販売現場から販売が好調だという声が届いたとき、企画から携わってきた人間として、みんなで考えたクルマが世界のお客様に受け入れてもらえていると実感し、言葉にならないうれしさがありました。
この達成感がより強く感じられるのも、SUBARUで働く人たちのこだわりがあってこそだと思っています。開発、経営企画、品質保証などのさまざまな部門のメンバーがいて、テストコースではブレーキの細かい挙動まで何度も確かめながら乗り心地を追求するエンジニアがいる。クルマに対しても仕事に対しても、そこまでこだわってくれる仲間がいるからこそ、クルマとして形になったときのうれしさもひとしおで、またここから次の一台を考えたいという気持ちが自然と湧いてくるんです。
これからのクルマがどんな形になるのか、正直誰にもわかりません。BEVがこのまま普及するのか、空飛ぶクルマになるのか、クルマという形すらなくなるのか。社会情勢や環境規制、お客様の価値観は時代とともに変わっていきますが、子どものころに感じた「愉しくて安全なクルマを届けたい」という思いと、社会や環境が求めるものに応えてきた今の経験を持ちながら、これからも世界中のお客様に求められる一台を考え続けていきたいと思っています。事務系・技術系を問わず、若いうちから裁量の大きい仕事を任せてもらえるのもSUBARUの魅力だと思います。
生産、販売、プロダクトマネジメントと幅広く活躍できる。
事務系総合職だからこそ歩めるキャリア。
文系の私が経験してきたことだけでも、生産の現場、販売の最前線、アライアンスBEVのプロダクトマネジメントと、これだけ幅広い仕事ができました。生産や販売の現場で関わった人たちとは今もつながり続けていて、何かあったときに相談できる仲間が社内にいることが、今の仕事の心強さにもなっています。いろんな現場を経験してきたからこそ、どの立場の人の話も理解しながら全体最適を考えられる、そういうキャリアの積み方ができるのも事務系総合職ならではだと思っています。クルマ好きでなくても、変化を好み、いろいろなことに挑戦して、多様な人と関わりながら大きなプロジェクトを動かしていきたい方に、ぜひチャレンジしてほしいです。
とある1日の流れ
メールチェック
Subaru of America, Incと打ち合わせ
企画書作成
休憩
部内ミーティング
車種開発メンバーと商品仕様の相談
退社
休日の過ごし方
休日はゴルフや野球で体を動かしたり、家族と旅行に出かけたりしています。空いた時間には勉強も欠かさないようにしています。