再発防止のための全社的な取組み

記事内における部署名・役職等の記載は、掲載開始(2019年3月)時点のものです

完成検査問題における再発防止策の確実な徹底
代表取締役社長を総責任者、CQO(最高品質責任者)を実行責任者として、確実な再発防止策の徹底に取り組んでいます。品質保証プロセスに関する抜本的改善策の立案・経営資源の配分など、部門横断的な関与と指導を可能とするため、CQOの権限を強化。品質抜本改善活動をリードする開発・製造・調達の3本部にそれぞれCQO直轄の品質関連部長(品質統括部長、製造品質管理部長、調達管理部長)を設置し、毎月の役員会議で活動及びその効果を確認しています。
生産現場の課題を解決していく取組み
製造本部長をリーダーとし、生産現場におけるモノづくり課題の解決に取り組んでおり、四半期ごとに役員会議で活動の進捗状況を確認しています。また、活動は製造本部を中心に、全社で推進しています。
全社の組織風土改革
中期経営ビジョンの最重要テーマとして、社長以下の経営層が一丸となり、全社の組織風土改革を引き続き強力に推進します。
具体的には、各本部の本部長をリーダーとし、各本部の本質的な課題や個人・部署レベルから上がった課題に対するPDCA*に引き続き取り組みます。全社で進捗状況を共有しながら、風通しの良い自由闊達な職場づくりを推進しています。
*「Plan=計画」「Do=実行」「Check=評価」「Action=改善」
中期経営ビジョン「STEP」品質向上のための5本柱の取り組み
2018年7月に発表した中期経営ビジョン「STEP」において、

① 商品企画から生産に至る品質造りこみの全プロセス見直し
② 生産工場のレベルアップ
③ 品質マネジメント体制の強化
④ お客様との接点の質向上
⑤ 品質改善に向けた設備投資


を品質向上のための5本柱として掲げ、これに取り組んでいます。
こうした「全品質」の向上に向けて、その有効な投資内容にCQOが積極的に関与することで「お客様が安心して長く使い続けることができる品質」No.1 を目指します。
品質方針を改定
再発防止を徹底し、「品質改革」を実現するため、2019年4月に「品質方針」を改定しました。
新しい「品質方針」は、全従業員が共有する道標として、また「品質最優先」を合言葉に具体的な行動を実践するための指針として、日々の業務の中で活用していきます。
【品質方針】(2019年4月1日改定)
私たちは何より品質を大切にして
お客様の信頼に応えます
1. お客様に安心して長くお使いいただける商品をお届けします 2. お客様の声に常に耳を傾け、商品とサービスに活かします 3. 法令・社会規範・社内規則を遵守し、お客様に信頼される仕事をします