都市対抗野球北関東大会、いよいよ5/30(火)、SUBARUは初戦を迎えます。 オープン戦から球場に足を運び、SUBARU硬式野球部の戦いぶりをよく知る熱烈サポーター、関連会社勤務の桑原紘子さんに、見どころを聞きました。
SUBARU野球部 熱烈サポーターの桑原さん
海老根優大選手に注目
桑原さん まず、今季は試合を、スタンドで制限なしで観戦できる。風を感じながらのスポーツ観戦。気持ちが良くて元気をもらえますね。コロナでしばらく観戦できなくなって、スポーツからいかに元気をもらっていたかを改めて認識しました。 皆さん、一緒に群馬のチームを思い切り応援しましょう!そして、東京ドームに連れて行ってもらいましょう!
―――――さて桑原さん、さっそくですが今季の注目選手は?
まずはルーキー、海老根優大選手(背番号28)です。大阪桐蔭高校の主砲として、甲子園の決勝でホームランを打って優勝に貢献した大砲。
桑原さんイチ推し!元気に外野の守備につく海老根優大選手
SUBARU入社後の試合で海老根選手を何度か見ましたが、守備につく時に外野まで元気いっぱいに駆けていく姿が、とてもさわやかでした。一方で、どっしりと落ち着いていて、とてもこの間まで高校生だったとは思えない貫禄があります。
多い「逆転勝ち」
―――――今季のチームの特長は?
粘り強いことです。今季はリードされても逆転勝ちします。 たとえば東京スポニチ大会、日立市長杯で9試合戦ったうち、4試合は相手が先に点を取りました。ところが、SUBARUはそのうち3試合は、逆転して勝利しています。
逆転して盛り上がるベンチ!
タフネス小玉が止まらない
―――――粘り強くなった理由は?
打線が格段に良くなったからです。 SUBARUは昨年までも、投手陣は安定していました。今季は加えて、打線がいい。
1番・中里亮太選手(背番号23)は、公式戦の出塁率3割5分と好調。
中里亮太選手、よく出塁し、よく走ります!
そして、2番のルーキー横瀬辰樹選手(背番号2)は選球眼が良くて四球が多い。
四球での出塁率高し!ルーキーの横瀬辰樹選手
この2人が出塁した後、 森下智之選手(背番号8) 小玉佳吾選手(背番号6) 古川幸拓選手(背番号1)
のクリーンアップが打ちまくって還すのが必勝パターン。
東京スポニチ大会のトヨタ自動車戦で決勝打となるホームラン!当たっている古川幸拓選手
東京スポニチ大会の東京ガス戦で逆転タイムリー!今季も頼りになる森下智之選手
どの試合でも打ちまくっている、小玉佳吾選手
特にタフネス小玉と呼ばれる小玉佳吾選手。 日立市長杯では19打数10安打で首位打者賞。都市対抗群馬県大会は2打数2安打1打点。その後のオープン戦でも打ちまくっており、もう誰も止められません。
投手陣は 八野田、山本投手が急成長
――投手陣は?
SUBARU投手陣と言えば、 左のエース・阿部博光投手(背番号29)、 右のエース・手塚周投手(背番号19)、そして、 技巧派の八野田龍司投手(背番号17)が3本柱。
左のエース、阿部博光投手
右のエース、手塚周投手
今季のポイントは、八野田龍司投手が昨年よりさらに技に磨きをかけていること。 そして、山本龍之介投手(背番号20)が覚醒し、4本柱になったことです。
八野田龍司投手は「点を取られそうで、取られない」のがポイント。細身ですが、力まず相手をうまくかわす「省エネ投法」でアウトを重ね、完投してしまいます。今季はこの投球スタイルが強化されています。
山本投手は3月の東京スポニチ大会で、強豪・トヨタ自動車を完封に抑える圧巻の投球を見せ、私も本当に驚きました。体格が良く、元々重厚なストレートに定評のあった山本投手ですが、今季は変化球に磨きをかけてパワーアップしています。
投球に磨きがかかる八野田龍司投手
今季覚醒した山本龍之介投手
横断幕で、テンションUP!
さらに私が楽しみにしているのは、球場に掲げられる選手の横断幕。
職場の皆さんが、同僚である選手に向けて作っていると聞いています。大舞台で頑張る同僚へのあたたかい思いが伝わってきて、応援する私たちもテンションが上がります。 というわけで、今季のSUBARUには期待しかありません。皆さん、北関東大会は要CHECK!一緒にチームを後押ししましょう!
桑原さん、ありがとうございました! 都市対抗野球北関東大会、SUBARU硬式野球部 vs. 茨城トヨペットは5月30日(火)13:30- です