SUBARUをフルパワー応援!① 唐澤剣也さん
1月1日のニューイヤー駅伝まで、残り1カ月を切りました!SUBARU陸上競技部の士気が高まっていくのと同時に、応援の皆さまの期待も膨らんでいます。
そこで、ニューイヤー駅伝に向けて「SUBARUをフルパワー応援!」と題し、SUBARU陸上競技部ゆかりの方々に陸上部とのご縁と、応援の言葉を語っていただく連載をお送りします!
第1回は、群馬県が生んだパラリンピックメダリスト唐澤剣也さんです。前橋市在住の唐澤さんは今年8月の東京パラリンピック陸上5000メートル (視覚障がいT11)で銀メダルを獲得。このときの伴走を務めたのが、SUBARU陸上競技部の小林光二コーチです。
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練習で、小林コーチ(左)とともに走る唐澤選手
唐澤さんに話を伺ってみると、SUBARU陸上競技部との交流は伴走者の小林コーチ以外にもあり、そこから大いに刺激を受けているそうです。
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唐澤剣也です。
東京パラ大会を前に新しいガイドランナーを探していた時、支援者を通じてSUBARU陸上競技部とつながる機会を得ました。初対面は今年4月でした。奥谷亘監督から「唐澤選手は、私たちと同じ地元の選手。だからぜひ応援したい」と声をかけていただきました。その後一緒に伴走を務めていただくことになる小林コーチとも、その日の初めての伴走の時からすぐに馴染みました。いずれも、とても印象に残っています。
|気さくに声をかけてくれた住吉選手
とは言え、実業団陸上のチームは、5000メートル15分台の私とは世界が違います。協力を求めたとしても、その後一体どうなるのだろうと不安もありました。しかし、SUBARU陸上競技部には日ごろは気さくで明るい方々が多く、そしていざ練習となると皆が気持ちを切り替え、緊張感を持って取り組んでおり、不安は杞憂に終わりました。そして、本当にいろいろな面で大きな刺激を受けることになりました。
例えば、東京パラリンピックの約1カ月前には、北海道の紋別で合宿していたところに合流してトレーニングを積みました。
紋別の合宿で、練習の合間に談笑する唐澤選手(中央)と小林コーチ(左)
北海道とはいえ夏場はかなり暑く練習もハードでしたが、そんな時、更にハードな練習をしている住吉秀昭選手が「唐澤さんの走りが刺激になる。お互いに頑張りましょう」とよく声をかけてくれました。
|手触れて覚えた、清水選手の動き
また、今シーズン絶好調の清水歓太選手に、良い走る動作につながる動きを教えてもらう機会もありました。ただ、その動きを見て習得するのは難しいこともあり、清水選手の動きを手で触れて覚えました。この動きづくりを習得してから、力みがなく無駄のないフォームで走れるようになってきましたし、走りの動作が悪いなと思う時には、今もちょくちょく取り入れています。
今期好調の清水選手(左)と唐澤選手
|1月1日は、力走で群馬を盛り上げて
駅伝はやはりチームスポーツですから、地元のチームが勝つととても盛り上がりますよね。SUBARU陸上競技部の皆さんには1月1日に全力を尽くし、群馬を盛り上げていただきたいです。僕も、5000メートルで自己ベスト更新に向けてトレーニングを重ねていきます。
※2021年12月4日 第4回高崎経済大学長距離記録会5000mにおいて15分03秒01で日本記録を更新しました。おめでとうございます!