2023年10月30日

「サステナビリティファイナンス・フレームワーク」を策定

~SUBARU、愉しく持続可能な社会の実現を目指して~

SUBARUは、国際資本市場協会(ICMA)が定めるグリーンボンド原則2021、ソーシャルボンド原則 2023等(以下、「原則等」)に基づき、「サステナビリティファイナンス・フレームワーク」を策定しました。本フレームワーク策定においては、第三者評価機関である株式会社格付投資情報センター(R&I)より、原則等と適合している旨のセカンド・パーティー・オピニオンの取得また、ストラクチャリング・エージェントとしてみずほ証券株式会社の支援を受けております。

SUBARUは、ありたい姿として「笑顔をつくる会社」を掲げています。その実現に向け、CSR重点6領域「人を中心とした自動車文化」「共感・共生」「安心」「ダイバーシティ」「環境」「コンプライアンス」の考え方を取り入れ、SUBARUグローバルサステナビリティ方針に基づいて取り組みを行うことで企業としての社会的な役割を果たし、お客様をはじめとするステークホルダーの皆様に「安心と愉しさ」を提供することを目指しています。中でも、「安心」においては、「2030年に死亡交通事故ゼロ*1を目指す」を掲げており、予防安全・衝突安全などの安全性能を絶えず進化させています。「環境」においては、2023年8月に電動化の目標を「2030年に全世界販売台数の50%をバッテリーEV(以下、BEV)にすることを目指す」へ引き上げ、その実現に向けた取り組みを推進しています。本フレームワークに基づき調達した資金を先進安全技術の開発及びBEVの開発・製造等に充当することで、取り組みをさらに加速させていきます。

SUBARUは、これからも持続的な成長を目指すとともに、愉しく持続可能な社会の実現に貢献していきます。

*1:SUBARU車乗車中の死亡事故およびSUBARU車との衝突による歩行者・自転車などの死亡事故ゼロを目指す。

<サステナビリティファイナンス・フレームワーク/格付投資情報センター(R&I)セカンド・パーティー・オピニオン>
https://www.subaru.co.jp/ir/library/sustainability-finance.html

【資金調達の使途】
グリーンプロジェクト

適格クライテリア 適格プロジェクト例
ゼロエミッション車
・ ゼロエミッション車(以下、ZEV)の車両及びバッテリー等の構成部品の開発・製造に関する研究開発、設備投資及び製造原価
・ バッテリー製造会社への投融資・その他支出
充電インフラ
・ 上記ZEVの充電設備関連の研究開発及び設備投資
販売金融債権見合いの貸付等
・ 販売金融子会社が保有するZEVのクレジット・リース債権見合いの貸付金
・ BEV普及に向けた金利優遇費用
再生可能エネルギーの導入
・ 製造活動及び販売活動における再生可能エネルギー(太陽光発電、風力発電等)への投資
・ 再生可能エネルギー由来の電力等の購入費用
グリーンビルディング
・ 環境認証を取得する(予定含)自社の事業活動で使用する施設の取得・建設
(ⅰ)LEED 認証:Silver以上
(ⅱ)CASBEE 評価認証:Aランク以上
(ⅲ)BELS 認証:5 つ星以上
(ⅳ)DBJ Green Building 認証: 3つ星以上

ソーシャルプロジェクト

適格クライテリア 適格プロジェクト例
先進安全技術
・ 2030年死亡交通事故ゼロに向けた先進安全技術の研究開発
・ アイサイト、先進事故自動通報システム搭載等の製造原価
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