RACE
2026.02.24

第109回日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走 兼 第40回福岡クロスカントリー大会

日時:2026年2月21日(土)
場所:福岡県福岡市・国営海の中道海浜公園クロスカントリーコース

種目 選手名 順位 タイム
日本選手権シニア男子10km 三浦 龍司 1位 29分20秒
日本選手権シニア男子10km 鈴木 勝彦 5位 29分32秒
日本選手権シニア男子10km 砂田 晟弥 17位 30分17秒
福岡クロカン シニア男子2km 森田 佳祐 1位 5分42秒

 2月21日(土)に第109回日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走 兼 第40回福岡クロスカントリー大会が開催され、SUBARU陸上競技部から、日本選手権シニア男子10kmに三浦龍司選手、鈴木勝彦選手、砂田晟弥選手が出場。三浦選手が優勝で連覇を達成し、鈴木選手も5位に入賞しました。
 また、福岡クロカンのシニア2kmには森田佳祐選手が出場し、優勝を果たしました。


日本選手権10km 三浦選手連覇、鈴木選手5位入賞!


 9月に名古屋で開催される世界大会を見据え、トラックシーズンへとつながる重要な位置づけとなった今大会。昨年この大会を制している三浦選手にとっては連覇のかかるレースであり、鈴木選手は日本代表争いへ勢い付けたい一戦でした。3000mSCを主戦場とする砂田選手は7年ぶりのクロスカントリーへの挑戦で、「積極的に攻める」ことをテーマにスタートラインに立ちました。


シニア男子10kmの部で、選手が一斉にスタート



積極的に前に出る砂田選手

 スタート直後、「行けるところまで行こうと思っていた」と語る砂田選手がトップに立ち、主導権を握ります。


先頭集団のなかで位置取る鈴木選手

 中盤、先頭集団が形成されると、鈴木選手はそのなかで冷静にポジションを確保します。


冷静に坂を下る砂田選手

 砂田選手も先頭集団を追い、終盤勝負に備えます。


ラストで粘りを見せる鈴木選手

 ラスト1周、先頭集団が一段とペースを引き上げるなか、三浦選手が抜け出し1位でフィニッシュ。鈴木選手も最後まで粘り抜き、5位入賞。砂田選手は17位でフィニッシュしました。


5位入賞!表彰式で笑顔を見せる鈴木選手

 鈴木選手は、残り1周の時点でトップ争いに加わる走力を確認。一方で、勝負どころでの対応力という課題も明確になったと言います。トラックシーズンに向け、「代表を狙うために必要な力」が可視化された一戦となりました。

福岡クロカン2km 森田選手が優勝!

 福岡クロカン シニア男子2kmには森田佳祐選手が出場。主戦場とする1500mでの世界大会出場を見据え、走力はもちろん、狙った順位を確実に達成するマインド強化も狙っての参戦となりました。


号砲とともに、勢いよくトップに飛び出す森田選手

 2kmはコースを1周。森田選手はスタート直後からトップに飛び出すと、スピードを緩めることなく攻めの走りを展開します。


攻め続ける森田選手


森田選手、上り坂も猛スピードで駆け上がる!

 「優勝しなければならない」というプレッシャーを自らに課して臨んだレース。最後まで主導権を譲らず、1位でフィニッシュしました。冬季トレーニングの成果を結果として示し、世界大会出場へ向けたシーズンの流れを作る重要な開幕戦となりました。


優勝し、入賞者と一緒に記念撮影に応じる森田選手(左端)

阿久津コーチコメント

 日本選手権クロカン・福岡クロカンに4名の選手が出場。この冬のトレーニング成果を確認することができました。
 10㎞の部。前半は砂田選手が積極的に前に出てレースを動かしました。中盤以降、先頭からは離されてしまいましたが、最後まで粘ることができました。この冬取り組んでいる成果が出たレース内容でした。三浦選手、鈴木選手は終始先頭集団のいい位置でレースを進めました。勝負所で冷静な判断ができた三浦選手が見事優勝。春に向け順調に練習が出来ていることがわかりました。鈴木選手も最後こそ離されてしまいましたが、タフなレースを最後まで駆け抜け成長をみせました。同じくトラックレースに向け、いい準備ができていると思います。
 2㎞の部、森田選手は最初から最後まで先頭を譲らず。自身が思い描いた通りの走りをみせ、しっかりと追い込むことができたレースだったと思います。昨年以上に春から動いてくれそうな期待が持てる内容でした。
 2月ながら暑さがある中、応援ありがとうございました。


三浦龍司選手コメント

 目標としていた優勝を果たすことができてとても嬉しく思います。
 独特の緊張感もありましたが、冷静にレース展開を読みながら自分の走りをすることができました。今年のトラックシーズンに向けて、良いスタートを切れたと感じています。
応援ありがとうございました。


鈴木勝彦選手コメント

 昨年、日本選手権10000mも5位に入賞でき、今回、日本選手権クロカン10kmでも5位に入れました。力がついてきているのかなと思います。
 5周走るレースの残りラスト1周時点で、トップにしっかりついていけました。ただ、最後の最後、勝負どころで離されたところがもったいなかったし、課題です。この課題を、トラックレースまでに払拭したい。
 前のレースからここまで10週間もあったので、このレースを楽しみにしていました。1回の練習量を増やしてみるなど、新しいことをいろいろ試し、我慢強さが身についた気がします。
 今回、入賞したことで、生まれて初めてドーピング検査を受け、"トップアスリート感"も味わいました。競技者としては、やはり、日本代表になってみたい。今シーズンも、頑張ります。

砂田晟弥選手コメント

 クロスカントリーを走るのは7年ぶりと久しぶりだったので、とにかく積極的に攻めることを目標にし、そこは達成できました。起伏や急カーブは、主戦場にしている3000mSCの水濠やハードルと似た要素があり、いい勉強になりました。
 このレースでの経験も生かし、9月に名古屋である世界大会には、3000mSCで何としても出場し、金メダルを目指したい。

森田佳祐選手コメント

 シーズンの幕開けだったので、快勝し、冬にやってきたことの成果を発揮していい流れを作りたいと思っていました。また、昨年から出場するレースのほぼすべてで、良い順位を取れている。今回は、優勝しなければならない、というプレッシャーを自分にかけて走りました。優勝できたことで、良いスタートが切れたし、緊張感を楽しめるマインドを作ることができたと思います。
 9月に名古屋で世界大会がありますが、1500mで出場するために、まずは自己ベストの更新を目指していきます。

 ご声援、ありがとうございました!総合結果は、こちら(日本選手権シニア男子10km)(福岡クロカン シニア男子2km)をご覧ください。

レース結果一覧