日時2025年6月7日(土曜日) 場所:山梨県・JITリサイクルインクスタジアム
森田佳祐選手が、東京2025世界陸上出場を見据え、日本記録(3分35秒42)を狙って出場した一戦。日本記録保持者・河村一輝選手(トーエネック)や、世界陸上日本代表経験のある遠藤日向選手(住友電工)ら、トップ選手らが集まりました。 いちばん内側からスタートした森田佳祐選手は、3番手について、超高速レースに食らいつきます。終盤、ペースメーカーが外れたところで、フェリックス・ムティアニ選手(山梨学院高)との一騎打ち。抜きつ抜かれつのデッドヒートの末、最後は2着でフィニッシュ!惜しくも日本記録には届きませんでしたが、高速ペースで走り切り、次戦への期待が高まる走りを見せてくれました。
森田選手の次のレースは7月4-6日の日本選手権。森田選手は過去に日本選手権で2位、3位を達成しており、狙うは悲願の優勝です。また、世界陸上出場のためには、日本選手権での優勝は必須と言えます。引き続き、森田選手の日本一、そして世界陸上への挑戦に、ご声援をお願いします!
スタートラインに立つ森田佳祐選手(右端)
名前を呼ばれ、手をあげて応える森田佳祐選手
いよいよスタート!号砲に素早く反応し、走り出した森田佳祐選手(右端)
序盤は3番手に位置取り、前をうかがう
3番手から、前に出るタイミングを探ります
ラスト2周。ペースメーカーにぴったりとつく森田佳祐選手
終盤はフェリックス・ムティアニ選手と一騎打ち!
2着でフィニッシュ!
いいチャレンジで、日本選手権につながるレースでした。日本記録を大きく上回るハイペースで始まりましたが、森田はついて行けていた。競り合いが少なく、風が強かったので、ラストでスピードが出し切れなかったのは惜しかったが、このハイペースなレースでしっかりついていけたことは、今シーズンの森田選手がいかに充実しているかということ。体にこのハイペースの刺激が入ったことで、日本選手権優勝の可能性は高まったと思います。
日本記録を狙っていたので、悔しい結果になりました。1周目が日本記録を大きく上回るペースだったので、ここで力を使ってしまい、最後に脚を動かせませんでした。 ただ、きょうのレースは今までで最も速いペースで始まったレースでした。記録のことを考えたらもう少し落ち着いたペースでいくべきだったかもしれませんが、いい経験になりました。 次のレースである日本選手権では、日本一になりたい。
ご声援、ありがとうございました!他選手も含めた総合結果はこちらをご覧ください。