第67回東日本実業団陸上競技選手権大会・1日目
日時2025年5月23日(金曜日)~25日(日曜日)
場所:埼玉県・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
| 種目 | 選手名 | 順位 | タイム |
|---|---|---|---|
| 1500m | 森田 佳祐 | 4組3着 総合3位 | 3分45秒38 |
| 1500m | 砂田 晟弥 | 4組4着 総合4位 | 3分45秒65(自己新) |
| 1500m | 鈴木 勝彦 | 4組5着 総合6位 | 3分46秒17 |
| 10000m | 清水 歓太 | 2組2着 総合2位 | 28分17秒42 |
| 10000m | ロノ・シャドラック | 2組3着 総合3位 | 28分18秒45 |

10000mで強烈なラストスパートをかけ、2位でフィニッシュした清水歓太選手
1500m 森田佳祐、砂田晟弥、鈴木勝彦

1500mで、終始、先頭争いを繰り広げた森田佳祐選手(前列中央)

ラストスパートでトップに食らいつく森田佳祐選手。すぐ後ろから、鈴木勝彦選手(ゼッケンナンバー212)、砂田晟弥選手(ゼッケンナンバー213)が追いかける!

ラスト100mのデッドヒート!トップの選手を森田佳祐、鈴木勝彦、砂田晟弥が懸命に追う

スタンドから砂田晟弥選手のお兄さん(中央)も大声援!
強風のなかの一戦となった1500m。南スーダン記録保持者、グエム・アブラハム選手(茨城・阿見AC)を先頭に、レースはスローペースで進みます。
ラスト1周で強烈なスパート合戦。逃げるアブラハム選手を森田選手が松枝博輝選手(富士通)とともに追い、その後に鈴木、砂田選手もスパート!
森田選手が3着でフィニッシュすると、最後の直線でさらにギアを上げた砂田選手が4着、鈴木選手5着でフィニッシュしました。
森田佳祐選手コメント
2週間後のレースで日本記録更新を狙っており、今回は、そのレースに向け、刺激を入れることを目的に出場しました。ラストスパートでもう少し行きたかったですが、表彰台には登れたので、最低限のことはできたと思います。
今年こそ、日本一になりたい。頑張ります。
砂田晟弥選手コメント
集団のなかでの競り合いが苦手なので、今回の1500mでは、集団のなかでどう走ればいいかを探ることを目的に出場しました。
スタートから集団のなかに入り、自分の力を使わず流れに乗って終盤まで行き、最後に自分の持ち味であるラストスパートをしっかりかけられました。思い描いていたレースプラン通りにうまく走れ、スパートの力を実感できたことが収穫でした。
次のレースは7月の日本選手権で3000mSCを走ります。東京2025世界陸上に向け、この日本選手権では参加標準記録(8分15分00秒)を狙います。
10000m 清水歓太、ロノ・シャドラック

トップに立ち、集団を引っ張るロノ・シャドラック選手

集団の中ほどで、力をためながら走る清水歓太選手

最後の直線でトップの選手を追いかける清水歓太選手(中央)とロノ・シャドラック選手(左端)

スタンドで「清水歓太」ののぼりが、はためく

フィニッシュしたあと、健闘をたたえ合う清水選手とシャドラック選手
レースが大きな集団のままスローペースで進むなか、シャドラック選手は先頭付近、清水歓太選手は10人程度の外国人選手集団のうしろにつきました。
残り800mでペースが上がると清水選手は前に出て、徐々に順位を上げていきます。ラスト1周で清水選手は強烈なラストスパートをかけ、2着でフィニッシュ!その後にシャドラック選手が続きました。
清水歓太選手コメント
スローペースだったので、ラスト600mくらいまで、かなり余裕をもって走っていました。余裕があったため、終盤で、自分が前に出てレースを作ることも考えましたが、最後にしっかり動かそうと、前には出ませんでした。トップの選手を抜いて勝ち切りたかったので悔しさは残りますが、実力を確認できましたし、駆け引きやラストスパート勝負ができ、思っていた以上に質の高いレースができました。
今年の目標は、マラソンで結果を出すこと。来年冬のマラソンに照準を合わせて準備しているので、期待していてください!
ロノ・シャドラック選手コメント
全力を尽くしましたが、最後についていくことができませんでした。一緒にトレーニングし、きょうのレースで一緒に走ったチームメイトの清水選手は素晴らしい戦いぶりでした。いつもベストを尽くしてくれるコーチに感謝しながら、今後は一層、努力したい。
ご声援、ありがとうございました!
他選手も含めた総合結果は、こちらをご覧ください。