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2026.04.14

【2026新戦力】 「戦略家」の斎藤、「自由人」白川 ──実績も十分の2人

斎藤将也選手・白川陽大選手

今季加入した斎藤将也選手(左)と白川陽大選手(右)

今季、SUBARU陸上競技部に2人の新戦力が加わりました。スピードで勝負する斎藤将也選手と、スタミナとタフさが売りの白川陽大選手。そんな2人を紹介します。

ニューイヤー駅伝にすべてを懸ける──斎藤将也選手

静かにピークを合わせる“戦略家”

さいとう・しょうや
福井県出身、敦賀気比高-城西大
2003年10月22日生まれ

斎藤将也選手
斎藤将也選手 走行シーン

「1年目はニューイヤー駅伝にすべてを懸けたい」

そう言い切る斎藤将也選手は、すでに2027年1月1日に向けた設計を組み立てています。春から夏は5000mでスピードを磨き、涼しくなる秋以降に距離を延ばして10000mへ。体力と脚力を最大化して1月1日にピークを持っていく計画です。

その過程で、トラックでの勝負も見据えます。10000m自己ベストは27分45秒12。学生屈指の記録を持ち「日本記録も視野に入れて、世界大会にも出られたらいいかな、と少しは思っています」。

この総合力に、奥谷亘監督も「斎藤は即戦力。まわりが思っている以上にポテンシャルが高く、日本代表になる可能性も十分ある」と期待を寄せます。

そんな実力者ですが、本人の語り口は“脱力系”。「中学までは野球をやっていたんですけど、駅伝に出たらけっこう速くて。高校から本格的に始めたら、あれよあれよという間に伸びていって。まさか陸上で大学に行くとは思っていませんでした」

さらに、主戦場となる10000mについても、「10000mって25周も走るから長くていやなんですけど、記録は出るから頑張ろうかな…って」と飄々と語ります。

実は、その言葉の裏にあるのは、冷静な自己分析と明確な思想。斎藤選手の願いは「1日でも長く陸上を続けたい」。そのために、無理をしない。力みすぎない。長期的に戦える体をつくる。頑張りどころにメリハリをつけているのです。

冷静に、着実にピークを合わせていく斎藤将也選手。2027年1月1日。その戦略が、地元・群馬の舞台でどんな走りとして結実するのか。ご注目ください。


何事にもチャレンジ──白川陽大選手

ロードに強い“自由人”

しらかわ・ひなた
大阪府出身、大塚高-中央大
2004年1月26日生まれ

白川陽大選手
白川陽大選手 走行シーン

入社直前の今年2月、別府大分毎日マラソンで初マラソンに挑戦。2時間8分48秒で10位と、いきなりトップランナーに食い込む結果を残しました。

「自分は性格が自由な感じで、人のことがあまり気にならないタイプ。レースでも駆け引きは関係なく、1人で走れます。だから、目標タイムだけ決めて、あとは流れに任せて走りました」と振り返ります。周囲に左右されず、自分のペースで走るのが”白川スタイル”のようです。

白川選手の母、陽子さんは、1994年世界ジュニア陸上10000mの金メダリスト。その影響もあり、小学4年生から陸上スクールに通い、競技は幼いころから身近な存在でした。

奥谷亘監督も1994年の世界ジュニア陸上の5000mに出場。陽子さんの偉業をチームメイトとして見ていました。「陽子さんが金メダルを獲り、メーンポールに日の丸が上がった時は感激し、シニアでも日本代表になりたいと思いました。そんな陽子さんの息子である白川がチームに入ってきてくれたのは感慨深い。彼も走りは非常にいいし、タフで努力家。しっかり練習を積んでおり、特にロード、長い距離で強さを発揮できる」と目を細めます。

白川選手に目標を聞くと、「何事にもチャレンジ。まずはニューイヤー駅伝に出てチームに貢献し、マラソンでMGCの出場権を獲得したい」。続けて、「マラソンでオリンピックに出たい。母も、大学の監督も、奥谷監督も、オリンピックには出ていない。だから、自分が出ようと思っています」

自由人・白川陽大の走りを、お楽しみに!

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