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2026.02.12

口町亮選手 2月15日 引退レース「感謝の気持ち、伝えたい」

アンカーを務めて準優勝した2022年ニューイヤー駅伝。記念ボードを手に「ベストは、やっぱり このレース」

 2017年から9年間、チームを支え続けてきたランナー・口町亮選手が、まもなく勇退の時を迎えます。
 華やかな表彰台に上った日もあれば、思うように走れなかった日もあった9年間。2月15日(日)に開催される 青梅マラソン(30kmの部)で締めくくります。

2017年4月、チーム加入後、初のレース(左から3人目)

レース情報:青梅マラソン

2月15日(日)30kmの部
スタート 11:30
 [東青梅四丁目交差点西 武藤設計事務所前]
先頭フィニッシュ予定 13:00頃
 [住友金属鉱山アリーナ青梅前]

コース図はこちら
https://www.ohme-marathon.jp/course/

2018年1月1日、沿道の声援を背に初のニューイヤー駅伝に臨んだ

最後のレースで伝えたいこと

Q.青梅マラソンで、何を伝えたい?

口町選手
「走っている姿そのものを見てもらい、これまで応援してくれた皆さんに感謝の気持ちを届けたい。ゴール後は、できるだけ直接ごあいさつしたいですね」

一度も「やめたい」とは思わなかった

夏は朝4時、冬は5時に起床。日曜日以外は毎日朝練習から1日が始まります。
猛暑の日も酷寒の日も、走り続けてきました。

2019年秋。予選を突破し、ニューイヤー駅伝に向けて練習。笑顔でジョギング

Q.苦しくて、やめたいと思ったことは?

口町選手
「キツいことはたくさんありましたけど、本気で『やめたい』と思ったことはなかったですね。
趣味があったからだと思います。自転車とか、声優さんのライブとか。うまく息抜きでき、追い詰められなかった。」

ニューイヤー駅伝で発揮した強み

2019年1月のニューイヤー駅伝。小山司選手からタスキを受け取る

口町選手の名を広く知らしめたのは、ニューイヤー駅伝での走りでした。

Q.ニューイヤー駅伝で印象に残っていることは?

口町選手
「9年間で5区を5回、アンカーの7区を2回走りました。
どちらも向かい風が強く、上りがあるタフな区間。悪条件を武器に、自分より走力のある選手に勝つのが僕の強みでした」
2022年ニューイヤー駅伝 アンカーとして準優勝フィニッシュ!
「最も印象に残っているのは、やっぱり2022年のニューイヤー駅伝でアンカーとして走り、準優勝でフィニッシュしたこと。  
 群馬を拠点とする SUBARU陸上競技部 の選手として、ニューイヤー駅伝のコースは数えきれないほど通りました。信号の位置からフィニッシュまでの距離感や、『スパートの目安はこのバス停』といったポイントもすべて、頭に入っていました。地の利も生かせていたと思います」
準優勝を果たし、チームの仲間と記念撮影

あの“ロケット”は、計算ではなかった

ファンの記憶に強く残る豪快なスパート、「口町ロケット」。

2023年のニューイヤー駅伝では“口町ロケット”発動!ラストで一気に飛び出し、そのままゴールへ

Q.2023年ニューイヤー駅伝の“口町ロケット”も計算通りでしたか?

口町選手
「あの時は無我夢中でした。前の相手がキツそうだとか、残り距離とかを見ながら、最後は直感で『いける』と思った瞬間に体が出ていました。
後ろを振り返って間合いを確認し、エンジンがかかったように飛び出す口町ロケットは、小学生のころから見ている自転車レースの影響だと思います」

迷いもあった「引退」という決断

Q.引退を決めるとき、迷いはありましたか?

口町選手
「9年だったので、もう1年やって10年を迎えたい気持ちも正直ありました。
でも、キリのいい数字ではなく、少し半端なところで区切るのも自分らしいかな。
引退したら社業を頑張りながら、趣味を楽しみたい」

大切にしたファン対応

Q.ファンへの対応も大切にしてきましたね

口町選手
「応援してくださる方に元気になってもらったり、楽しんでもらうのが僕の仕事。レースで頑張るのは当然として、サインや記念撮影を求められたら、できる限り応えて、少しでも喜んでもらえたら、と思っていました」
声援に応え続けた9年間

最後のレースへ

Q.いよいよ最後のレースです。緊張していますか?

口町選手
「レースでは緊張しないんです。声優さんと話すときのほうが緊張します。話すためにCDを買ったのに、何も言えなかったこともあります(笑)。
最後のレースも緊張せず、力を出し切りたいです」

口町ロケットの精神は、次の世代へ

Q.“口町ロケット”が見られなくなるのは寂しい、という声もあります

口町選手
「口町ロケットの精神はしっかり引き継ぎましたので大丈夫です。
主将・並木寧音の驚異のスパート”ネオ サンダーボルト“をはじめ、後輩たちの走りに期待してください。
青梅マラソンでは有力選手との戦いになりますが、表彰台を狙っていきます。最後までご声援よろしくお願いします!」
ニューイヤー駅伝で沿道を沸かせ続けた


支えてくれた皆さんの声

口町選手を長年支えてきた皆さんからのメッセージを紹介します。


「チームに欠かせない存在でした」 ― 会社の先輩:OB会会長・村山博茂さん


村山さん(右)と記念撮影。口町選手は職場でも人気者

 2022年ニューイヤー駅伝でアンカーを走り、区間3位の走りでチームを準優勝に導いた力走は、今も目に焼き付いています。ダイナミックな“口町ロケット”は、SUBARU陸上競技部には欠かせない存在でした。青梅マラソンも、しっかり応援します。新しい世界でも活躍してください!

「しばらくは、口町ロス」 ― 地元ファン:柏瀬さん

"口町亮選手缶バッジ"が付けられた、柏瀬さんの通勤バッグ

 走っている姿が本当にかっこよくてファンになりました。
 一緒に写真を撮るときも、背の低い私に合わせてくれるなど、ファン一人一人に、いつも細やかな気遣いをしてくれる選手でした。
 2022年ニューイヤー駅伝の準優勝のゴールシーンで、奥谷監督と抱き合った姿にとても感動しました。仕事でモチベーションが下がった時などには録画を見返し、今もたくさん勇気をもらっています。
 引退で、しばらくは”口町ロス”になるでしょう。口町選手も、きっとたくさん悩んだと思います。
 勇気と感動を、ありがとうございました。またいつか、口町ロケットの走りを見るのを、楽しみにしています。


 ありがとう、口町亮選手。
 走りで、人柄で、多くの人を元気にし、楽しませてくれた9年間。その最後のレースは2月15日(日)です。ぜひ、口町亮選手に、温かい声援をよろしくお願いします。

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