2024年、パリで行われる国際大会の切符をかけた日本選手権10000mが12月10日、東京・国立競技場で行われます。 この戦いに、SUBARUから清水歓太選手が挑みます!皆さんに、ぜひ、アツい応援をお願いしたい。そこで、本日は、日本選手権10000mの見どころをお伝えいたします。
【大会スケジュール】 12月10日(日) ・16:03~ 女子10000m ・16:43~ 男子10000m 100mや幅跳びなど、ほかの種目は6月に終了しています。例年、10000mだけが、記録の出やすい冬に行われます。
舞台となる東京・国立競技場
【前人未到の、壮大なチャレンジ】
●注目選手として取り上げられる
清水歓太選手の持ちタイムは出場選手30人中、1番の相澤晃選手(旭化成)、2番の田澤廉選手(トヨタ自動車)、3番の伊藤達彦選手(Honda)に次ぐ4番。注目選手として、日本選手権公式サイトでも取り上げられ、期待を集めています!
●五輪への2つの条件
この大会で、参加標準(27分00秒)を上回る記録を出し、かつ優勝すれば、パリ行きが決まります。現在の日本記録は、相澤晃選手(旭化成)が2020年に出した27分18秒75。つまり、日本記録を18秒75も上回る記録を出さなければなりません。
日本最高峰の戦いで、①日本人がかつて出したことのない夢の「26分台」を出し、②優勝する。この偉業を成し遂げた者だけに、出場権が与えられるのです。 前人未到のチャレンジですが、清水歓太選手は「できることは全てやった。26分台での優勝を狙う」と断言。壮大な目標に、果敢に挑みます!
白ブチのサングラスが清水歓太選手(ナンバーカード176)のトレードマーク。混戦でも見つけやすい!
【10000mの魅力】 ① 強烈な駆け引き 大会の開催にあたり、出場する全選手がアンケートで「10000mの魅力」に回答しています。 清水歓太選手の回答は「レース中盤から後半にかけての駆け引き」。 10000mはトラック25周の過酷な戦い。ランナーは、走っている間中、戦略を練りながら先頭を争いますが、清水選手のあげるとおり、中盤から後半にかけた駆け引きが勝負どころ。逃げ切るか、追いつくか。瞬時の判断が試されます。
学生時代からのライバル、塩尻和也選手(富士通)と激しいデッドヒートを繰り広げる清水歓太選手(ナンバーカード176)
②ラストのデッドヒート 残り2000mにもなると、先頭集団が形成され、最終の直線100mまでデッドヒートが続きます。 誰がいちばん先にゴールテープを切るのか? 最高峰のランナーたちが最後の力を振り絞って競い合う、緊迫の瞬間。「カンタ、頑張れ!」の声援を送りながら、皆さんでエキサイトしましょう!
【清水歓太選手コメント】 「優勝を狙う」
26分台を出すための練習を積んできたが、順調に、しっかり準備できた。優勝を狙っている。簡単ではないが、26分台も出したい。
【奥谷亘監督コメント】 優勝し、世界に羽ばたけ
清水はできる限りの、最大限の努力をしてきたので、いい記録が出るだろう。優勝して、世界に大きく羽ばたく、きっかけにしてほしい。ぜひスタンドから「カンタ、頑張れ!」の声援で、後押しをお願いします。
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■放送予定 NHKBSで、16:00~。 地上波放送、ライブ配信はありません