ニューイヤー駅伝2023までまもなく!
今回は、SUBARU陸上競技部の熱血サポーターの桑原さん、柴崎さんが登場。「ニューイヤー駅伝の楽しみ方」について、アツく語っていただきました。
桑原さんはSUBARUグループ会社社員で、柴崎さんも元社員。元々スポーツ好きだった2人ですが、入社をきっかけにSUBARU陸上競技部ファンになりました。
沿道応援にハマる
桑原さん 駅伝の沿道応援の楽しさを知ったこと。これはSUBARUのグループ会社に入って良かったことの一つです。
子どものころ、父がお正月にはテレビでニューイヤーと箱根駅伝を見ていたので、駅伝観戦にはなじみがありましたが、「沿道で応援する」という発想はありませんでした。 2001年にSUBARUがニューイヤー駅伝に初出場した時、会社のみんなで応援しようということになり、沿道で観戦しました。
沿道で観戦するのって、どんな感じなんだろう、選手はどんなふうに走ってくるんだろう、とワクワクしたのを、はっきり覚えています。
大ファンだった小林雅幸選手(左)と一緒に撮った、桑原さん(右)のお宝写真。 「小林選手の激走に、どれだけ元気をもらったことか…」と桑原さん
柴崎さん 私も同じです。両親がテレビで駅伝を見ていたので駅伝好きでしたが、沿道で見るようになったのは入社がきっかけ。応援拠点の業務のお手伝いで2007年の1月1日に初めて沿道で駅伝を見ました。
太鼓の音が鳴り響いて、テントが出て、みんながワイワイとにぎやかで、お祭りみたいな雰囲気でとても楽しかったですね。
「小旗を振りまくって応援します!」と今から気合いを入れる柴崎さん
桑原さん 私たちは応援にハマり、今や生きがいにまでなっているわけですが、箱根駅伝やオリンピックのマラソンを見ている方なら、ニューイヤー駅伝も楽しい方は多いと思います。特に、SUBARUゆかりの方や、群馬在住の方なら、ぜひ一度、沿道で応援してみてほしいです!
駅伝応援の醍醐味はコレ!
柴崎さん ・・・しかし桑原さん、よく「選手は一瞬で走り去るけど、沿道応援のどこにおもしろさがあるの?」と聞かれませんか?
桑原さん はい、何度聞かれたことか・・。沿道観戦歴20年の私が、お答えしましょう。
まず、コースマップ(ニューイヤー駅伝2023コースマップ)を参照しながら、沿道の適当な場所に陣取ります(2023年は密にならないよう、お気を付けください)。そして、選手が来る方向を凝視しながら待機していると、視線の先に、まず中継車が姿を現します。ここでまず、「来た!」とドキドキ感を味わってください。
小旗を手に、走ってくる選手を待つ沿道のSUBARUサポーター。「このドキドキ、ワクワク感がたまりません」と桑原さん
まもなく、中継車のうしろを走る選手が見えてきて「タッタッタッ」という足音が迫ってきます。ここで、「もうすぐ選手が通る!」と興奮が沸き上がってきます。
私が初めてニューイヤー駅伝を沿道で見た時は、スタート直後のところに陣取ったのですが、その時のSUBARUの1区は、奥谷亘選手。いまの監督です。 集団のなかから、SUBARUのユニフォームを必死で探しました。そして、すらっとした奥谷選手を見つけました。きれいなフォームで走る奥谷選手がだんだん近づいてきて、目の前を通る!その瞬間、「奥谷さん、ガンバレ!!」と必死で声をかけました。あの時の興奮、光景は、今でもハッキリ覚えています。
この経験をしてみると、多くの人はハマる・・・はずです!!
スタートして数キロ地点の1区の選手。集団のなかからSUBARUの選手を探し出す! 写真では阿久津圭司選手(ナンバーカード21、現コーチ)が、先頭中央で集団を率いています。 「姿勢がきれいな阿久津選手の走りは華麗で、毎年楽しませてもらいました」と柴崎さん
柴崎さん 神経を研ぎ澄まし、選手が目の前を走るあの一瞬に、集中して応援する。猛スピードで走り去る選手に必死で名前を叫び、遠ざかる背中に「頑張れ!」ともう一声をかけて、後押しする・・・。 あの臨場感、高揚感、緊迫感を味わえることこそ、駅伝応援の醍醐味ですよね。
新型コロナウイルス感染防止対策のため、2023年はマスクを着用し、密を避けて、大声の代わりに大きな拍手で応援することになりますが、毎年1月1日は、SUBARUの選手の熱い走りから、1年分の元気をもらいます。
選手が目の前を走る、最高に盛り上がる瞬間。(2023年のニューイヤーは、マスク着用のうえ密を避け、拍手で応援していただけると幸いです)
桑原さん ニューイヤー駅伝では、たすき渡しが行われる中継所付近で、群馬県産きのこ汁や甘酒がふるまわれていたり、太田焼きそばの販売、高崎頼政太鼓の演奏やら八木節の実演などのイベントがにぎやかに行われていて、これがまた楽しめます。(*注 残念ながら、2023年はコロナウイルスによる制限で多くは実施されません)
柴崎さん 応援上級編としては、「駅伝モードの群馬を楽しむ」という方法もあります。
ニューイヤー駅伝前の12月下旬になると、群馬には全国から選手が集まって、ジョギングをする光景などが見られて駅伝モードになります。その雰囲気を味わいながら、箱根駅伝で活躍した選手や、日本記録保持者が走っているところを目撃して「わ、相澤晃選手(旭化成、10000m日本記録保持者)だ!」などと興奮するというものです。もちろん、いちばんうれしいのはSUBARUの選手を目撃した時です。
実は、さらに上級編となりますが、私のおすすめは「10000mの記録会を楽しむ」。10000mは、トラックを25周も走ってくれるから、いろんなところから見ることができるし、応援もたくさんできるので、本当に楽しめます。
注目選手は?
桑原さん 柴崎さんはSUBARUのどの選手に注目していますか?
柴崎さん 全員です! が、地元群馬出身、かつ、昨年から急激にタイムを伸ばした、清水歓太選手の勢いに、特に期待します。白ブチサングラスをかけ、顔をゆがめながら走る清水選手を、みんなで応援しましょう!
白ブチサングラスを見逃すな!
桑原さんは?
桑原さん 私は唐澤剣也選手に注目しています。
ハーフマラソンで世界記録も更新!その走りでチームを鼓舞する唐澤選手
パラアスリートの唐澤選手はニューイヤー駅伝には出場しませんが、世界を舞台に戦う唐澤選手の不屈の頑張りは、きっとチームへの大きな刺激になっていると思います。それが、ニューイヤー駅伝を走る選手たちの走りにどう、生かされるか。そこに注目しています。
応援で、社内外に友だち増える
桑原さん それから、運動部応援をしていると、もれなく社内外の友だちが増えます。
私はSUBARUの野球もよく見るのですが、スタンドに集まる常連サポーターの方々とは顔見知りになり、一緒に盛り上がって楽しませてもらっています。
また、駅伝観戦や都市対抗北関東大会(野球の大会です)がいかに楽しいかについて会社で説いて回っているうちに、社内の他の部署の人とも会話が増えました。
ちなみに、野球部最大の大会である「都市対抗」は、予選が本当におもしろくて、ぜひ一度、多くの人にスタンドで応援してほしい。これを話し出すと止まらないので、またの機会にぜひ語らせてください。
柴崎さん 桑原さんはSUBARU運動部観戦の楽しさを説く伝道師として活躍されていますが、私は、SUBARU陸上部ファンになったことをきっかけに、自分も走るようになりました。1回5キロ以上を、週2~3回走ってさわやかに汗をかき、太田スバルマラソンにも毎年、出場しています。 楽しく応援し、友だちが増え、ランニングで健康的に生活し、と、SUBARU陸上部の応援はいいことばかりです。
粘り強さ増したSUBARU
桑原さん それにしても2022年ニューイヤーの準優勝には驚きました。
柴崎さん いやもう、お正月から大興奮しましたね。ベンソン選手なんて、来日したばかりなうえに駅伝が初めてと聞いていたから、「たすき渡しとか大丈夫?」とハラハラしていたんですけど、いきなり区間賞。新型コロナウイルス感染防止対策による制限で、沿道で応援できなかったからテレビ中継を見ていましたが、ベンソン選手が先頭に立った時は画面に向かって「ギャァーッ」と叫びました。
柴崎さんが「ギャァーッ」と叫んだ場面
桑原さん 私も長年応援していますが、最近のSUBARUは、粘り強さが格段に増しています。2022年1月1日は、その粘り強い走りに元気と勇気をもらい、この1年を頑張れました。
準優勝という偉業を成し遂げたため、2023年は注目度が高くなって、チームには例年以上にプレッシャーがかかっているかもしれません。平常心で、力を出し切ってほしいですね。
柴崎さん とにかく、選手一人ひとりが、悔いなく走ってくれたら。3年ぶりに沿道で応援できるので、本当に楽しみです。新型コロナウイルスの制限で声は出せませんが、精一杯応援します!