「シリーズ・ランナー必見」。今回は清水歓太選手に群馬県内のおすすめコースを尋ねる第2弾です。11月にあった大会の10000メートルで、27分台をたたき出した、絶好調の清水選手。あなたもおすすめコースで練習すれば、カンタの走りに近づけるかも?
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第1弾の記事では、清水選手が学生のころから県内各地で練習を積んできたことが判明しました。
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今回は、そんな清水選手が中高生のころ走った思い出の道、そして走りやすい定番コースを聞きました!
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|高崎白衣大観音周辺
僕の出身は群馬県吉井町(現・高崎市)。吉井町の北には高崎名物の高さ41.8メートルの「高崎白衣大観音」があります。
白衣観音の周りは坂が多く、その坂から観音像まで走って登りきると達成感があります。が、どの道から行ってもかなりの体力が必要ですので、初心者は注意してください。
|中山峠~観音山ファミリーパーク
僕が一番走り込んだ道は、中山峠から観音山ファミリーパークに向かう坂。本当に何度走ったかわからないくらい走っています。僕はこの坂に、鍛えられました。
|渋川市総合公園陸上競技場周辺
また、群馬県の中学駅伝の会場は渋川市総合公園陸上競技場周辺、高校駅伝は伊勢崎市陸上競技場周辺(華蔵寺公園)でした。渋川のコースは、僕でも2度と走りたくないくらいきつかったです。
清水選手が「もう走りたくない」ほどキツかったという、群馬県中学校駅伝競走大会のコース図(同大会要項より)
|利根川河川敷、太田バイパス、大泉工場
信号で止まることが少なく、フラットで走りやすい道を求めた場合、やっぱり定番は河川敷です。 太田市と熊谷市の県境にある利根川は、直線でリズムよく走りたい時によく行きますね。
利根川河川敷。先には群馬県庁が見えています
太田バイパスやSUBARUの大泉工場(群馬県大泉町いずみ1-1-1)の周りも定番コースです。
|梶谷選手のおすすめは、渡良瀬川河川敷
ちなみに、梶谷瑠哉選手は、群馬県太田市から渡良瀬川を渡った対岸にある栃木県足利市の高校で寮生活を送っています。梶谷選手も河川敷は今も昔も定番の練習場所だそうで、「渡良瀬川の河川敷には芝生があって、そこを走るようにすれば、足へのダメージを軽減しながら長い距離を走れますよ」と話していました。
清水選手が走っているスポットを地図で見てみると、こうなりました。
群馬県のあちこちを広く走っており、清水選手の脚力は、群馬の地に鍛えられたことが分かりますね!
頑張れ、SUBARUの選手たち! ニューイヤー駅伝まで、もうまもなくです。
※公道を走る際は、周囲の安全に気を付けましょう。