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2021.12.15

SUBARUをフルパワー応援!④ SUBARU追いかけ20年!布施洋子さん

SUBARU陸上競技部ゆかりの方々に応援メッセージを寄せていただく企画「SUBARUをフルパワー応援!」。第4回は、SUBARU陸上競技部を熱烈に応援して20年以上、もはや「応援のプロ」と言っても過言ではない茨城県在住の布施洋子さんです。

 

陸上競技の経験もなく、群馬出身でも在住でもない布施さんですが、SUBARUの選手を応援するためならニューイヤー駅伝どころか北は北海道、南は九州まで応援に駆けつけています。なぜそこまで「フルパワー応援」ができるのでしょうか。そのハマるツボを聞いてみましょう!

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|選手の顔と名前覚え、人柄知るにつれ大ファンに

「SUBARU陸上競技部」というより「富士重工業の陸上競技部」として応援してきた歴史の方が長い、ファンの一人です。きっかけは創部からまだ間もない2000年、注目していた選手が、富士重工業に移籍することになったことです。その年、千葉県で開催された東日本予選に足を運んだのが、今も続いているSUBARU陸上部観戦の記念すべき初日となりました。

布施さんが撮った、表彰される選手時代の奥谷監督

ニューイヤー駅伝への出場が決まると、せっかくだから名前と顔を覚えて応援しようと思って、公式ガイドブックを購入しました。そこには写真だけではなく、選手の横顔が分かるようなミニ情報がちょこちょこ書いてあって、そういうのを読むと一人一人の人柄が感じられ、応援にも熱が入りました。

 

「なぜ他のチームではなくSUBARUか」と聞かれると、きっかけとなった一人の選手がいたからなのですが、一人の選手目当てで始まった現地観戦が、選手の成長や努力を追いかけていくと、もはやチーム全体を応援せずにはいられなくなりました
発足当時は日本のトップで戦うチームではなかったのですが、徐々に力を付けていったという歴史があります。今では「好きな選手は」と聞かれたら、その答えは「SUBARU陸上部の全員」ですね。

 

|日本最北端のレースにまで「遠征」!

たくさんの大会に「遠征」して応援しています。その際、大きな大会を選んで現地に行っているのではなく、テレビで放送されない小さい大会だからこそ行くのです。今でこそインターネットで速報も公開されますし、YouTubeで試合動画の配信までされますが、かつては小さい大会であればあるほど情報が出ないので、現地で応援するしかありませんでした。

 

北海道であれば日本最北端わっかない平和マラソン大会といったロードレースの他、トラックレースのホクレンディスタンスですね。南はゴールデンゲームズinのべおか、でしょうか。

北海道・稚内の大会を観戦した時に表彰された中村選手(写真上)、口町選手(写真下の右端)もパチリ

奥谷監督が現役時代の2005年に、世界選手権の切符を勝ち取ったびわ湖毎日マラソンも現地で応援しましたし、SUBARU陸上部の選手がゲストランナーで走る市民マラソンにも出向いています。近年はコロナ禍で試合自体が中止となって観戦が叶わないことも続きましたが、ほとんどのレースに駆けつけていた年もあります。

 

|入賞のカギは、若手の元気な走りとベテランの経験

2021年のニューイヤー駅伝不出場は本当に残念でした。とはいえ長年見続けている大会ですし、テレビ観戦くらいはするだろうとは思っていました。ただ、当日が近づいても公式ガイドブックを買う気すら起きないし、テレビ録画をする気にもならない。元旦はとりあえずテレビを付けてみましたが、何の関心も持てずレース展開も全然頭に入ってきませんでした。SUBARUが走るからニューイヤー駅伝が好きだったのだ、と再確認させられた年明けでした。

 

今シーズンのSUBARUは、長年チームを追い続けている私から見ても、過去にはないくらいの高いレベル。自己ベストの更新を重ねていますし、SUBARU記録も次々と更新されています。清水歓太選手をはじめとした若い選手たちが元気に走り、ニューイヤー駅伝の経験豊富な小山司選手などベテラン勢の力が合わされば、入賞できるのではと期待しています。

 

周囲の実業団チームのレベルアップが著しいですが、SUBARUの選手にはなによりもまず、7区間全てでしっかりと力を発揮してほしいと願いながら、2022年も上州路を走るSUBARUに声援を送ります!

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