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2021.12.03

「長距離界の高速化」を上回る、SUBARUの好調ぶり

2022年1月1日のニューイヤー駅伝まであと1カ月!
本サイトでは、ニューイヤー駅伝に向け、2年ぶり21回目の出場を決めたSUBARU陸上競技部の「今」をお届け。知っておくと観戦がもっと楽しくなる情報を、どんどんお伝えしていきます!

本日は、11月27日に開催された記録会「2021八王子ロングディスタンス(LD)」から見るSUBARUの好調ぶりをお届けします。

八王子LDに、SUBARUからは5人が出場。3人が自己ベスト、1人がシーズンベストを記録するという、素晴らしい結果となりました。

 

|日本人が22人も27分台を出す

ただ、今回の八王子LDは全体的に好記録が続出。日本人選手だけで22人が27分台を切りました。27分台と言えば、かつては数えるほどのトップランナーのみが保持している記録でした。
ところが、今回、八王子LDというたった一つの大会で22人もが27分台をマークしたのです。近年、長距離界は高速化が進んでいますが、そのレベルアップを決定付ける大会となりました。

 

|シューズの性能アップがもたらした高速化

なぜ高速化が進んでいるのでしょう?
大きな理由の一つが、シューズの性能アップです。
特に今回の八王子LDのようなトラックレースでは、ロードレースでは履けないスパイクシューズを着用できるので、好記録の後押しをしたと思われます。

|自己ベストを100秒も更新した清水選手

ただ、SUBARU陸上競技部の場合、まず清水歓太選手は「1シーズンでベストを100秒も更新」。八王子LDでは全体で日本人8番という好成績でした。

今季、10000メートルで自己ベストを100秒も更新した清水選手

さらに、口町亮選手は八王子LDで「学生時代以来、5年ぶりの自己新」を果たしています。


5年ぶりに自己ベストを更新した口町選手

こうしたことを受け、梶谷選手はレース後、「陸上界が全体的に高速化しているが、SUBARUのメンバーはそれを上回る成長ができていることを、この大会で確認できた」と力強く語っています。

やはり、いま、SUBARUの底力がアップしていると言えるでしょう。

 

|SUBARU記録トップ3は現役選手

ここで、10000メートルのSUBARU歴代記録を見てみましょう。
トップ3を現役選手が独占。トップ10を見ても、半分以上を現役選手の今年の記録が占めています。

1位 清水選手(2021年11月)
2位 川田選手(2021年11月)
3位 照井選手(2021年11月)
6位 住吉選手(2021年7月)
8位 梶谷選手(2021年11月)
10位 鈴木選手(2021年11月)

※ちなみに、歴代4位が奥谷監督、7位が阿久津コーチです!

 

|27分台って、どんな速さ?
ところで、10000メートル27分台(28分切り)とは、どのようなスピードなのでしょうか?
5000メートルを14分00秒で、1000メートルを2分48秒のタイムを保ちながら走ることが求められます。
もっと分かりやすく言えば、100メートルは16秒8、50メートルなら8秒4で走り続けていくのです。
400メートルトラックを25周、時速21.4キロほどで走り続けて、ようやく達成できるタイムなのです。

ちなみに清水選手は今大会で27分45秒を記録したので、これよりもう少し速いのです。
もし機会があれば、まずは50メートルを8秒4で走れるかを試してみてください!選手がどれだけのスピードで走り続けているかが感じられると思います。

1月1日に入賞する姿を皆さまにお見せすべく、SUBARU陸上競技部のメンバーはあと1カ月、練習を重ねてまいります。
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