#駅伝豆知識 東日本予選、勝負どころはココだ!
11月3日(水)午前8時スタートの、第62回東日本実業団対抗駅伝競走大会・通称「東日本予選」。残念ながら、昨年に続いて今年も、コロナウイルス感染拡大防止のために、現地での観戦は禁じられています。
そこで本日は、無観客でもファンの皆さんに、試合中は心の中で、そして試合後のテレビ観戦で、エキサイトしていただきたい!
そんな思いを込め、東日本予選の見どころ・勝負どころをお伝えします。
2019年の東日本予選で、一斉にスタートする1区の選手たち
ポイントは、
①疾走感を楽しむ!
②勝負どころは序盤!
③連絡橋に注目!
の3点です。
東日本予選で走る距離とニューイヤーで走る距離は、以下のとおりで、同じではありません。
今回の
東日本予選 ニューイヤー
1区 13.4 キロ > 12.3キロ
2区 8.4 キロ > 8.3キロ
3区 16.8 キロ > 13.6キロ
4区 8.4 キロ < 22.4キロ
5区 8.4 キロ < 15.8キロ
6区 8.4 キロ < 12.1キロ
7区 12.6キロ < 15.5キロ
|ポイント1:疾走感を楽しむ!
東日本予選のコース全体の距離は、ニューイヤーより短くなっています。距離が短いから何なのか?
距離は短ければ短いほど、ハイスピードなレース展開となります。このため、東日本予選は選手一人一人の「疾走感」が見どころとなるのです!
|ポイント2:勝負どころは序盤!
ご覧のとおり、東日本予選は、ニューイヤーに比べ、前半が長く、後半が短くなっています。さらに「1区」は全7区間のうち2番目に長くなっています。また、最長区間は3区。後半が前半より短く、前半の順位が後半に動きにくい構成なのです。このため、序盤から上位に食い込むことが重要になってくるわけですね。
なお、スピードのある外国人選手の起用は2区または5区と決められていますが、昨年度の結果を見ると多くのチームが2区で起用。序盤から上位集団で走ることを重要視しているチームが多いことが分かります。
ちなみにニューイヤー駅伝は最長区間が4区で、「花の4区」と言われます(もちろん、ご存じですよね!)。
|ポイント3:連絡橋に注目!
今回の東日本予選は、選手たちが運動公園の同じコースを繰り返し回る「周回コース」で、行われます。1周4.2キロで、たとえば2、4、5、6区はいずれも2周走ります。
陸上長距離のロードレースの醍醐味と言えば、上り坂や下り坂を使ってどのように勝負を仕掛けていくか。
でも、運動公園の中のレースだったら、公道とは違って全部平坦なんじゃないの?と思われた皆さま、実は、今回のコースにも、運動公園を東西でつなぐ連絡橋の部分に、アップダウンがあります。1周4.2キロの周回コースの前半と中盤で、連絡橋を登って下ります。ここで選手たちがどう仕掛けるか。テレビ中継ではぜひ注目してください!
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