新加入の鈴木勝彦選手について伝えたい、三つのこと。【選手紹介】
9月末、SUBARU陸上競技部に新しいメンバーが加入しました。鈴木勝彦選手です!
|関西陸上界のトップランナー
2020年 関西実業団陸上競技選手権大会 1500m 優勝
2021年 関西実業団陸上競技選手権大会 10000m 優勝
という華麗な実績を持つ、関西実業団陸上界のトップランナーだった鈴木選手。ファンの皆さんは即戦力として期待を膨らませていることと思います!
9月に行われた第69回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会においても、5000mで13分39秒94の自己ベストをマークし、2組目トップでゴール。勝負強さと安定感を見せつけました。
そんな鈴木選手、「SUBARUの鈴木として、早く名前を覚えてもらいたい」と話しています。ということで、今回は鈴木選手についての大特集です!
1.出身は長距離王国・福島!
2.花の2019年入社組!
3.全日本実業団で梶谷選手と大接戦!
それでは一つずつ、見ていきましょう。
|1.出身は長距離王国・福島!
鈴木選手は福島県郡山市出身。高校は郡山市の北にある二本松市にある二本松工業高校に進学し、ここで陸上を始めました。
福島出身と言えば、猪苗代町出身で田村高校に進学した住吉秀昭選手と同じですね!また昨年度まで所属した高本真樹さんとのご縁もあります(高本さんは郡山市出身、学法石川高卒業)。
写真左:住吉選手、右:鈴木選手
ただ、田村高校や学法石川高校は全国高校駅伝への出場経験もある、福島県屈指の陸上の名門校。一方、鈴木選手の出身である二本松工業高校は、高宮祐樹選手(ヤクルト)など実業団の世界で知られる選手はいるものの、どうしても個人での活躍に限られてしまう環境です。
鈴木選手は恵まれているとは言えない環境で、地道に自己ベストを更新していきます!高校1年の時は5000メートルの自己ベストは17分台でしたが、卒業時には14分41秒23まで飛躍を遂げたそうです。1000メートルあたり30秒も速くなっている計算になりますから、どれだけの成長を果たしたか、よく分かりますね。
|2.花の2019年入社組
鈴木選手は社会人3年目。今年度のSUBARU陸上部14人のうち5人もが同じ1996年生まれです。この5人を誕生日の順に並べてみると、こうなります。
5月 清水選手
7月 梶谷選手
9月 中村選手
11月 住吉選手、鈴木選手
住吉選手と鈴木選手、なんと誕生日まで全く同じ、11月20日生まれなのです!お二人は互いのことをどのように意識しているのか、ちょっと気になりますね。
なお、この「19年入社組」はそろって今年、絶好調!そんな「花の19年入社組」に、さらに一人、強力なメンバーが加わったというわけです。
写真:合宿中同期の5人で。上から住吉選手、梶谷選手、清水選手、中村選手、鈴木選手
|3.全日本実業団で梶谷選手と大接戦!
9月に行われた全日本実業団陸上選手権大会。清水選手が5000メートル日本歴代14位の記録を打ち立てた、あの大会です。
大会最終日の5000メートル2組目で、梶谷瑠哉選手は組2着でフィニッシュしましたが、実はこの時、梶谷選手に先着し、1着でフィニッシュしたのが鈴木選手だったのです!
このレースをSUBARU目線で見ると、こんなこともわかります。
3選手は64人中、18着までに入りました。そして、日本人選手では清水選手が2番目、鈴木選手が8番目、梶谷選手が9番目!
今のSUBARU陸上部の戦力の高さが分かりますね。
以上、本日は新メンバー・鈴木勝彦選手について特集しました。鈴木選手の加入でさらに切磋琢磨し、東日本予選で活躍を誓うSUBARU陸上部にご期待ください!
新春の頂上決戦、ニューイヤー駅伝2022(第66回全日本実業団対抗駅伝競走大会)の出場権をかけた第62回東日本実業団駅伝は11月3日(水)、埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われます。皆さまのご声援を、よろしくお願いいたします!