海外合同合宿
6月1日~6月31日までアルバカーキで合宿を行い、奥谷監督、牧選手、小林選手、塩谷選手が多くの経験を積んで日本へ戻ってきました。

(出典: www.abq.org)
1か月の間、標高が2000m近くの高地で八千代工業の選手たちと切磋琢磨しながら、心肺機能や精神面強化をしてきました。故障等の大きな問題も無く、選手の身体つき、面構えを見ると大変有意義な合宿になったと感じます。
■監督コメント
6月1日よりアルバカーキにて一か月間の長期合宿を行い、大きなアクシデントも無く無事に帰国致しました。
高地でありながらサポートも含め整った環境の中、選手達は非常に良い練習と経験を積む事が出来ました。
3選手それぞれ目的は違いましたが、練習面・生活面共に慣れない環境の中でも新鮮な気持ちで集中して取り組んでいたと思います。
合宿が進むにつれて身体も引き締まり、前向きな発言や覚悟も見受けられました。
3選手の今後のレースにご期待ください!
もしすぐに結果に結びつかなくとも今回の経験は必ず彼等の競技人生に良い影響があると思っていますし、彼等が変わる事でチームにも良い影響があると期待しています。
そしてチームとしても海外高地トレーニングの導入という事で、強化を一歩進められたと思うので今後も精度を上げて継続できればと考えています。
今回会社の御理解と関係各位の御協力のおかげで本当に貴重な経験をさせて頂きました。この場を借りて感謝を申し上げ、合宿報告とさせて頂きます。
ありがとうございました。
■牧選手コメント
私にとって海外自体も、そして1ヶ月にも及ぶ長期の高地合宿のいずれも初めての経験でした。
個人的には、マラソンに向けた基礎の体力作りに専念しました。月間を通して計画通りに消化でき、更に合宿後半にかけては高地に順応した感覚も得られたので、血液データの改善にも期待しています。
日本では見られないような景色には走っていて高揚させられましたし、スーパーで買い物1つするにしても戸惑いも含め刺激がありました。
今後の目標は、北海道マラソン上位入賞とその後は駅伝を頑張ります。1ヶ月間も競技に集中できる環境を頂けたので、しっかり成果に結びつけられるようにしたいです。。

トラック練習で走りに磨きをかける牧選手
■小林選手コメント
日々、新鮮な気持ちで競技に取り組めました。競技はトレイル中心、生活は他チーム選手との相部屋で、刺激の多い合宿になったと思います。
今後は、アメリカ現地で学んだ練習のアプローチを上手く利用し、まずは今年度のマラソン世陸予選で成果を出したいと思っています。

今後のマラソンを見据え足作りに励む小林選手
■塩谷選手コメント
今回実業団での初合宿が海外となりました。初めての環境での生活や練習となりましが、最初は分からないことだらけでとても新鮮でたくさん学ぶことができました。 練習する環境もとても良く月間1000km達成することができ、走りこむことができました。 この成果をニューイヤー駅伝や個人のレースの結果で出していきます。 また8月〜9月に海外合宿に行く予定です。 1年に2回も海外に連れてってくれる意味を理解して、しっかりSUBARUに貢献していきます。

成長のきっかけにするため走り込みを行う塩谷選手
■フォトギャラリー

八千代工業の選手との合同練習

Santa Feのコースにて走り込み(標高は2100〜2200mで心肺機能への効果大。)
*サンタフェ(Santa Fe)は、アメリカ合衆国のニューメキシコ州北部に位置する、同州の州都。
サンタフェは全米の州都の中で最も高所に位置する。海抜2,000mを超え、州内のアルバカーキ(1,631m)や「マイルハイ(標高1マイル)」として知られるデンバー(1,603m)よりも高い。(引用:ウィキペディア)

Tent Rock国定公園
*テントロック国定公園は、ニューメキシコ州のサンタフェとアルバカーキのほぼ中間地点に位置しています。Tent Rock と呼ばれる円錐形に侵食された灰色の砂岩が立ち並ぶ奇妙な風景がこの公園のメインです。1周 1.5マイル(2.4km)のCave Loop Trail と往復3マイル(4.8km)の Canyon Trail の2コースがあります。(引用:aminao.com)
この海外合宿で積んだ経験を糧に選手自身の成長と、他の選手と共有しチームの成長につなげ、今後のレースに活かしていきたいと思いますので、これからもご声援の程よろしくお願いいたします。