富士重工業「自動車リサイクル法」による2013年度再資源化率等の実績を公表
富士重工業は、自動車リサイクル法（使用済自動車の再資源化等に関する法律）に基づき、特定３物品のシュレッダーダスト＊1
（Automobile Shredder Residue、以下ＡＳＲ）、エアバッグ類、フロン類の2013年度（2013年4月～2014年3月）における再資源化等の実績を公表します。
＊1 使用済自動車から有用資源を回収した後に残る破砕残さ
2013年度の実績は、ＡＳＲでは191,767台（30,725.7トン）を回収、29,825.3トンを再資源化しました。よってＡＳＲ再資源化率は97.1％となり、2015年度法定基準である70％を達成しました。
またエアバッグ類は126,218台、314,485個を引き取り、22,884.1㎏をリサイクル施設に投入し、21,502.7㎏を再資源化しました。再資源化率は94.0％になり、法定基準の85％を達成しました。
フロン類は159,532台（43,051.3㎏）を引き取り、適正に処理を行いました。
再資源化に要した費用は1,471,463,078円、資金管理法人から払渡しを受けた預託金は総額1,849,831,823円であり、全体収支は378,368,745円の黒字となりました。
富士重工業は自動車メーカーが主体で結成するＡ Ｒ Ｔ （ Automobile Shredder Residue Recycling Promotion Team、自動車破砕残さリサイクル促進チーム）の一員としてＡＳＲの再資源化に取り組み、2011年5月にＡＳＲの埋立て処理ゼロ化を達成、現在も継続しています。
今後も富士重工業は使用済自動車から発生するＡＳＲ、エアバッグ類、フロン類の３物品の引取・再資源化が確実かつ円滑に行われるよう取り組み、高い水準のリサイクル率を安定的に維持することを目指します。
「富士重工業 自動車リサイクル法について」HP
http://www.fhi.co.jp/envi/recycle/index.html