2014年5月9日

富士重工業 2014年3月期 通期連結業績の概要

<2014年3月期 通期業績:連結売上高>

スバル車の販売は、フォレスター、インプレッサの販売が好調に推移したことにより、米国が前年同期比23.6%増の442千台と海外販売を牽引し、海外合計では同14.6%増の643千台となりました。国内も同11.3%増の182千台となり、全世界合計は同13.9%増の825千台となりました。
連結売上高は、為替の円高是正、売上構成の改善等により、同25.9%増の2兆4,081億円となりました。

<2014年3月期 通期業績:連結損益>

連結損益は、為替の円高是正、売上構成の改善、原価低減の進捗等により、諸経費ならびに試験研究費の増加をカバーし、営業利益が前年同期比171.1%増の3,265億円となりました。経常利益は同212.5%増の3,144億円、当期純利益は同72.8%増の2,066億円となりました。
なお、当期業績はスバル車の米国、カナダ、海外合計、全世界合計の販売台数、ならびに売上高、各利益段階のいずれもが通期として過去最高です。

なお通期業績を踏まえ、期末の1株当たりの配当を前回予想の20円から、会社創立60周年記念配当5円を含む13円増配の33円とします。この結果、第2四半期末の1株当たりの配当20円と合わせ、1株当たりの年間配当金は53円となり、前年実績15円に対して38円増配となります。

<2015年3月期 通期連結業績見通し>

通期販売台数見通しは、北米など海外市場での増加を見込み916千台を計画します。この台数増に加え、原価低減が進捗することを見込み、諸経費ならびに試験研究費の増加をカバーし、連結売上高2兆7,200億円、営業利益3,400億円、経常利益3,300億円、当期純利益2,150億円を計画します。
全世界販売台数、連結売上高、各利益段階のいずれも過去最高となる見通しです。
なお、通期連結業績見通しの前提となる為替レートは¥100/US$、¥135/EUROです。

*:通期連結決算の開示を始めた1986年3月期以降の過去最高

本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、発表日現在において入手可能な情報に基づいたものであり、
実際の業績等は今後様々な要因によって大きく異なる可能性があります。