2012年10月30日

富士重工業 2013年3月期 第2四半期連結業績の概要

<2013年3月期 第2四半期累計期間業績:連結売上高>

スバル車の海外販売は、前年同期が震災影響による減産で低水準であったことに加え、インプレッサ等の販売が好調に推移したことから全ての市場で前年を上回り、前年同期比43.0%増の276千台と大きく伸長しました。スバル車の国内販売は、登録車の販売が前年を上回りましたが、軽自動車が前年を下回ったことから同0.8%減の72千台となりました。全世界合計の販売台数は、第2四半期累計期間として過去最高となる同31.0%増の348千台となり、この結果、連結売上高は第2四半期累計期間として過去最高となる同37.1%増の8,980億円となりました。

* 連結第2四半期累計期間決算の開示を始めた2001年3月期以降の過去最高

<2013年3月期 第2四半期累計期間業績:連結損益>

第2四半期累計期間の連結損益は、新型車導入等により販管費や製造固定費などの諸経費が増えたものの、売上構成等の改善により、営業利益は前年同期比130.6%増となる433億円となりました。経常利益は同110.0%増の453億円、当期純利益は同23.5%増の404億円となりました。

<2013年3月期 通期連結業績見通し>

通期連結業績見通しについては、前回見通しに対して上期の台数減、および下期の為替の円高による影響を見込み、売上高予想値を1兆8,400億円へ下方修正します。各利益段階では、売上構成等の改善を見込み予想値をそれぞれ上方修正し、営業利益は820億円、経常利益は810億円、当期純利益は670億円とします。
なお、通期連結業績見通しの前提となる為替レートは¥79/US$、¥102/EUROです。

第2四半期累計期間業績ならびに通期連結業績見通しを踏まえ、第2四半期末の1株当たりの配当を前回予想から50銭増配の5円00銭、期末の1株当たりの配当予想も同じく前回予想から50銭増配の5円00銭といたします。この結果、1株あたりの年間配当金は、1円00銭増配の10円00銭となる予定です。

※通期連結業績見通し(2012年8月3日公表)
売上高1兆8,600億円、営業利益670億円、経常利益630億円、当期純利益480億円、
想定為替レート¥80/US$、¥99/EURO

本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、発表日現在において入手可能な情報に基づいたものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって大きく異なる可能性があります。