2012年8月3日

富士重工業 2013年3月期 第1四半期連結業績の概要

<2013年3月期 第1四半期業績:連結売上高>

スバル車の海外販売は、インプレッサ等の販売が好調に推移したことにより、米国市場では第1四半期として過去最高*となる82千台を販売するなど、ほぼ全ての市場で前年同期を上回りました。この結果、前年が震災による減産の影響があったこともあり、前年同期比54.2%増の135千台と大きく伸張しました。一方、国内販売においては、軽自動車が前年を下回ったものの、登録車はレガシィ、インプレッサの商品力強化と、今年3月に投入した新型車スバルBRZの寄与により前年を上回ったことから、同0.3%増の31千台となり、全世界合計の販売台数は第1四半期として過去最高*となる同40.2%増の166千台となりました。
連結売上高は、売上台数の増加により、第1四半期として過去最高*となる同42.8%増の4,289億円となりました。

<2013年3月期 第1四半期業績:連結損益>

第1四半期の連結損益は、新型車導入等により販管費や製造固定費などの諸経費が増えたものの、売上高の増加により、営業利益は前年同期比62.5%増となる173億円、経常利益は同63.6%増の191億円となりました。なお、純利益は前年同期において本社ビル売却による特別利益261億円があったことなどにより、同42.5%減の164億円となりました。

<2013年3月期 通期業績見通し>

通期連結業績見通しについては、為替の円高進行や、欧州経済の動向、国内でのエコカー補助金終了後の反動減等、不透明な要素があることから、前回(2012年5月8日)発表値を据え置きます。
なお、通期連結業績見通しの前提となる為替レートは¥80/US$、¥99/EUROです。

通期連結業績予想(2012年5月8日公表)
売上高1兆8,600億円、営業利益670億円、経常利益630億円、当期純利益480億円、
想定為替レート¥80/US$、¥105/EURO

* 四半期決算の開示を始めた2005年3月期以降の過去最高

本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、発表日現在において入手可能な情報に基づいたものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって大きく異なる可能性があります。