2012年2月3日
富士重工業 2012年3月期 第3四半期連結業績の概要
<2012年3月期 第3四半期累計期間業績:連結売上高>
スバルの販売は、東日本大震災による影響を受けた上期の大幅な生産台数減少分を、10月以降の増産により挽回を図ったものの、国内販売は前年同期比3.7%減の114千台、海外販売は同14.0%減の318千台、全世界合計の販売台数は同11.5%減の432千台となりました。この結果、連結売上高は売上台数の減少に加え、歴史的な円高水準にある為替の影響もあり、同12.4%減の1兆294億円となりました。
<2012年3月期 第3四半期累計期間業績:連結損益>
第3四半期累計期間業績については、販管費をはじめとした諸経費削減に努めたものの、円高の進行や震災影響によるスバルの販売台数減等により、営業利益は前年同期比62.1%減となる279億円となりました。経常利益は同61.6%減の287億円、当期純利益は第1四半期に本社ビル売却による特別利益261億円を計上しましたが、同37.1%減の368億円となりました。
<2012年3月期 通期連結業績見通し>
通期連結業績見通しについては、前回予想に対して諸経費削減ならびに原価低減が進展したことから予想を見直し、売上高1兆5,000億円、営業利益380億円、経常利益370億円、当期純利益410億円とします。
なお、通期連結業績見通しの前提となる為替レートは¥78/$、¥107/EUROです。
2011年11月1日公表 通期連結業績見通し
売上高1兆4,800億円、営業利益300億円、経常利益290億円、当期純利益360億円、
想定為替レート¥78/$、¥108/EURO