富士重工業は、米国ニューヨークにて開催されている2011年ニューヨーク国際自動車ショー(4月20日~21日プレスデー、4月22日~5月1日一般公開)に、新型インプレッサの4ドアおよび5ドアモデル(米国仕様)を世界初公開として披露しました。スバルの新ブランドステートメント「Confidence in Motion」を通じてお客様へお届けする「安心と愉しさ」を表現した初の商品として、今年、米国市場での導入を予定しています。
第四世代となる新型インプレッサの商品コンセプトは「Redefining Value, Redefining Class*1」。水平対向エンジンを中心とするスバル独自のシンメトリカルAWD(All-Wheel Drive)がもたらす信頼感のある走りやハンドリング性能、高い安全性をベースとしながら、1992年の誕生以来磨き続けてきたインプレッサならではの快適性をさらに進化、発展させ、時代に合った、魅力ある上質なグローバルカーを目指しました。
開発の重要テーマは、さらなる「環境性能」の向上と、お客様の「価値観の変化」への対応。このため、昨年秋に全面新設計した新世代ボクサーエンジンや新開発のリニアトロニック(CVT)などによる燃費・環境性能の向上、これまで以上に軽快で気持ちのよい「運転する愉しさ」の追求、さらにボディサイズを拡大することなくゆとりを持たせた広く快適で質感あふれる室内空間の実現により、従来のクラス観を打ち破る高い価値を持ったクルマを開発しました。
*1:既存のセグメント、クラスにとらわれない価値の提案
従来同等のボディサイズに乗る人全てが今まで以上に快適に過ごせる室内空間の実現を目指しました。
「スマート&クラッシー*2」をテーマに、洗練さを感じる凛とした佇まいと、上質感のある表情豊かなデザインを目指しました。
*2 :[スマート:smart…洗練された、賢い]/[クラッシー:classy…粋な、高級な、上級な]
広がり感のある心地よい室内空間の実現と、素材の持ち味を最大限に引き出した質感あふれるデザインを目指しました。
エンジンには、昨年秋に全面新設計した新世代ボクサーエンジンを採用。水平対向エンジンのメリットはそのままに、燃費性能や排出ガス性能の向上を図りました。新リニアトロニック(CVT)の採用、車体の軽量化、さらに空力性能の向上などとあいまって、米国でのAWD 乗用車としてはトップクラス*3 の燃費性能を達成しました。
*3:ハイウェイ走行で36MPG(マイル・パー・ガロン:1ガロンあたりのマイル走行距離)。当社計測値。
-2.0ℓDOHCエンジン-
*4:「Exhaust Gas Recirculation:排気ガス再循環装置」
*5:「Active Valve Control System:可変バルブタイミング機構」
-新開発リニアトロニック-
-5速マニュアル-
路面の凹凸をしっかり吸収しながらも、リニアに反応するしっかりとしたハンドリング性能と安心感のある乗り心地を実現しました。シャシー要所の剛性向上やセッティングの最適化によって、快適な乗り心地ときびきびしたハンドリングを両立。合わせて、高い危険回避性能を実現しています。
※この諸元・仕様はお断りなく変更する場合があります。
全長×全幅×全高(mm):4,580(4ドア)、4,415(5ドア)×1,740×1,465 ホイールベース(mm):2,645 トレッド前/後(mm):1,510/1,515 車両重量(Kg):1,320(2.0i 4ドア/5ドア 5MT モデル) 乗員定員:5名
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