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2010年12月3日

富士重工業、環境展示会「エコプロダクツ2010」に出展

富士重工業は、12月9日(木)~11日(土)に東京ビッグサイトで開催される環境展示会「エコプロダクツ2010」に出展します。

3回目の出展となる今回は『明日の地球に愉しみを』と題し、複数の事業を展開する富士重工業の独創的な先進技術と総合的な地球環境との融合を訴求します。自動車部門は、21年ぶりに全面刷新された新世代ボクサーエンジンと同エンジンを搭載した「フォレスター」を展示、航空宇宙部門は、ボーイング787の中央翼に使用されている複合材の模型を展示し、実際に触れていただくことで、複合材の軽さや強さを体験していただけるコーナーを設置します。また、エコテクノロジー部門は、電動式塵芥収集車「フジマイティーエレクトラ」や2,000kWの風力発電システム「SUBARU 80/2.0」をパネルで紹介します。なお、ブース展示のほか、会場内のエコカー乗車体験コーナーでは、電気自動車スバル プラグインステラの同乗試乗が可能です。

【主な出展について】

◆新世代ボクサーエンジン/フォレスター (実物展示・実車)

新世代ボクサーエンジンは、構造を基本骨格から全面的に刷新し、軽量・コンパクト、低重心、優れた振動バランスなど水平対向レイアウトならではの強みはそのままに、約10%の燃費向上をはじめとした環境性能とスムーズな加速といった走行性能を高次元で両立しました。

◆スバル プラグイン ステラ (エコカー乗車体験)

軽乗用車「ステラ」をベースに開発した電気自動車で、小型軽量なボディに電動パワーユニットを納め、シティコミューターとして必要十分な量の高性能リチウムイオン電池を搭載しています。走行時のCO2 排出量はゼロの為、環境負荷が少なく、利便性と実用的な航続距離(90Km/10・15モード〔自社計測値〕)を達成しています。

◆ボーイング787 複合材模型の体験(模型展示)

当社がパートナー企業として開発に参加し製造を担当している、ボーイング787ドリームライナー中央翼に使用されている炭素複合材でできた模型と、同じ形の鉄製、アルミ製の模型を持ち比べることで、普段見る機会の少ない複合材への理解を深めていただくことができます。

◆フジマイティー エレクトラ (パネル展示)

廃棄物の収集や排出などの作業を、シールドバッテリーを動力源とした専用モーターで行うため、エンジンを停止させることができ、作業時の二酸化炭素の排出量や消費燃料、騒音などを大幅に削減することが可能な電動式塵芥収集車です。

◆SUBARU 80/2.0ダウンウィンド型風力発電システム(パネル展示)

吹上げ風への対応など日本の地形・風況に対する適合性を向上させた、定格出力2,000kWの日本初ダウンウィンド型大型風力発電システムです。本システムは、2010年7月国内初の港湾外洋上風力発電施設で本格稼働を開始しました。