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2010年10月29日

富士重工業 群馬製作所開設50周年を迎えて
~ 地域社会に貢献しグローバルで輝き続けるクルマづくりを目指す ~

富士重工業は、1960年10月1日に群馬製作所を開設以来、今年で50周年を迎え、本日多数の来賓、社員OB等が出席し記念式典を行いました。これは一重に地域住民の皆様、協力企業の皆様、そして何よりスバル車をご愛顧いただく多くのお客様の深いご理解と多大なる支援の賜物であると、深く感謝申し上げます。

群馬製作所は、群馬県太田市を中心に年間約47万台の生産能力をもつ自動車生産工場となり、軽自動車を生産する本工場、登録車を生産する矢島工場、ほかエンジン・トランスミッションや自動車部品等を生産する大泉工場、太田北工場、伊勢崎工場の5工場を有しています。また、今年7月には、大泉工場内に新世代ボクサーエンジンの生産工場を新設し、生産を開始しています。

1960年の開設当時は、スバル360の車体組立を伊勢崎の第二工場で行い、月産能力は約500台、2直体制で1,000台という状況でしたが、本工場開設により大幅な能力増強が図られ、本格的な量産体制へ移行しました。その後、1969年に矢島工場、1983年に大泉工場が本格稼働しました。以来、現在に至るまで多数の車種を生産し続け、国内生産では、登録車10,565,654台、軽自動車7,853,260台で、総合計18,418,914台の累計生産台数となります。(2010年9月末までの集計)

現在、群馬製作所では「世界一の高品質・高効率とクリーンで快適な工場」をビジョンに掲げ、「お客様第一のものづくり、ひとづくり、工場づくり」を目指しています。また、昨今の変化の厳しい市場環境では、変化に強い体制づくりが重要であり、新しい時代に相応しい工場を目指し日々改善に取り組んでいます。これからも、地域社会に貢献できる企業として、より多くのお客様に安心してお乗り頂けるスバルらしいクルマづくりに努めてまいります。


群馬製作所本工場 生産ライン(1961年)

群馬製作所矢島工場 生産ライン(2010年)