2008年12月10日
ご参考

富士重工業、環境総合展示会「エコプロダクツ2008」に出展

 富士重工業は、12 月11 日から東京ビッグサイトで開催される環境総合展示会「エコプロダクツ2008」に初めて出展し、同社が2009 年に市販を予定している電気自動車のコンセプトモデルや、今年春から欧州市場に投入している乗用車用初の水平対向ディーゼルエンジン「スバルボクサーディーゼル」など、環境保全に対する独自の技術・取組みを紹介する。

【主な出展について】

「スバルプラグインステラコンセプト」(実車展示、同乗試乗会)

2009 年に市販開始予定の電気自動車のコンセプトモデル。
高性能リチウムイオンバッテリーを搭載し、最小限の電池でも実用に充分な航続距離を確保した高効率な電気自動車を提案。
現在、郵便事業株式会社の郵便集配業務用車両として実証実験を進めているほか、環境省でも実証実験を実施する予定。
実車展示のほか、エコカー&ベロタクシー乗車体験会場にて、同乗試乗会を実施する。

「スバルボクサーディーゼル」(カットモデル展示)

今年3 月に欧州に投入し、好評を博しているディーゼルエンジン。
剛性が高い水平対向エンジンのメリットを生かし、クラストップレベルの軽量&コンパクトな設計を施すとともに、 左右のピストンが互いの慣性を打ち消し合う独自のレイアウトでバランサーシャフトを用いることなく、低振動で高い静粛性を実現。 優れたアクセルレスポンスにより、スポーティディーゼルに相応しい、滑らかに吹けあがるエンジン特性を持つ。

「e カッターPRO」(実物展示)

独自開発した草刈に最適な高性能ブラシレスモータと、1 時間で充電が可能な大容量マンガンリチウムイオン電池を装着した充電式草刈機。
電動式であることから、エンジン式と比べて、使用中に排ガスをまったく排出しない高い環境性能を持ち、 使用場所・時間を選ばない高い静粛性を実現できるとともに、振動が少なく作業者への負担が軽いこと、ランニングコストが低いことなど、優れた作業効率を実現している。

「SUBARU 80/2.0 ダウンウィンド型風力発電システム」(模型展示)

日本初のダウンウィンド型とすることで、吹上げ風への対応など日本の地形・風況に対する適合性を向上させた風力発電システム。
2006 年には、財団法人新エネルギー財団の「平成18 年度第11 回新エネ大賞資源エネルギー庁長官賞」を受賞するなど高い評価を得ている。

 

そのほかに、同社の調達、生産、物流などにおける全社を挙げた環境保全の取組みについて、パネルにて紹介する。

以上