2007年2月26日

富士重工業 今秋より欧州市場に新型小型乗用車を投入
~ダイハツとのOEM契約を締結~

富士重工業は、ダイハツ工業(以下ダイハツ)から小型乗用車のOEM供給を受け、「新型スバル ジャスティ」として欧州市場で2007年秋より販売を行うことを決定した。

今回の決定は、トヨタ自動車(以下トヨタ)と富士重工業との提携関係をもとに実現したもの。OEM供給を受ける車は、ダイハツの小型乗用車「ブーン」をベースに、コンパクトサイズで個性的なスタイルを持ち、高いユーティリティ、優れた基本性能を備えたクルマである。この「新型スバル ジャスティ」は、「ブーン」同様ダイハツの本社(池田)工場(大阪府池田市)で生産され、年間約6千台の規模で富士重工業に供給される。

富士重工業は、欧州市場での小型車に対する高い需要に対応するとともに、欧州連合(EU)の二酸化炭素(CO2)排出量自主目標に向けて燃費性能の良い小排気量車種を商品としてラインナップする必要があった。その課題対応のためにさまざまな検討を重ね、ダイハツからOEM供給を受けることを決めたものである。