2006年3月22日

富士重工業 産業機器事業の国内営業体制を強化

富士重工業は、小型汎用エンジンを主軸におく産業機器カンパニーにおいて、国内営業の競争力を高めるために、全国的規模の販売会社を設立、営業体制を強化する。

今回営業を開始する新会社は、「富士重工産機販売」。同社は、現在ロビン製品特約店である関東地域担当の國光工業1と中部地域担当の豊和機械工業※2の2社を4月4日に吸収合併し、両地域に支店を設置して直接販売を行うほか、ロビン製品の国内営業統括機能を持たせ、全国的規模の販売会社として営業を開始する。

※1代表者:新倉 隆一、東京都中央区
※2代表者:杉崎 吉孝、愛知県名古屋市

今回の新会社設立は、富士重工業の営業政策の一元化を図るとともに、各支店への権限委譲による地域密着型の営業と同社の知名度を組み合わせた販路の拡大やサービスの向上を狙い、営業力を強化するものである。また、営業活動地域も見直し、人員および営業所の再編成などによる固定費削減を実現することで、より効率的な営業体制を構築していく。
なお、今回吸収合併する2社が担当している関東、中部地域に加え、近畿地域にも支店を開設し、大都市圏を中心とした営業活動を重視することで、ロビン製品のさらなる拡販を目指す。

【新会社の概要】

社名:富士重工産機販売株式会社
所在地:埼玉県桶川市赤堀2-17-11
営業開始:2006年4月4日
資本金:298百万円
出資比率:富士重工業67.2%、國光工業16.4%、豊和機械工業16.4%
代表者:望月 孝司(富士重工業 執行役員)
従業員数:45名
営業拠点数:4拠点(東京支店、名古屋支店、大阪支店、北関東営業所)
事業内容:発動機、農業機械、林業機械、建設機械その他各種機械器具ならびにその部品の販売および修理