富士重工業 中国での販売網構築に着手、現地販社と正式契約
富士重工業(竹中 恭二社長)は、このたび中国の自動車販売会社3社と特約店契約を交わし、中国内におけるスバル独自の輸入車販売網の構築に着手した。
今回契約を交わした特約店は、冀東(キトウ)物貿(龐 慶華社長、河北省唐山市)、上海汽車販売(葉 永明社長、上海市)、モーターイメージチャイナ(王 陽楽社長、香港)の3社。冀東物貿は北部地区(華北)、上海汽車販売は中部地区(華東)、モーターイメージチャイナは南部地区(華南)をそれぞれの担当区域とし、その区域内で販売店を展開する。
今回の販売会社3社との特約店契約によって、各特約店は自動車事業をより一層拡大することができ、富士重工業は投資を抑えかつ迅速に中国市場に参入できることになる。
中国全体で、3年後を目安に100店舗の展開、年間5,000台規模の販売を目指している。
近年の中国市場は、乗用車需要の急激な増加にともない、輸入車市場も着々と伸びている。こうした状況でスバルは、中国においても「走り」の機能を追求したブランドイメージを確立するために、販売車種を高性能・高付加価値な輸入車に限定し、都市部における富裕層の個人を主なターゲットと定めている。
富士重工業は、2002年7月から試験的にスバル インプレッサセダンWRX、スバル フォレスターターボの2車種の販売を、モーターイメージチャイナの2ディーラーを通じて広東省で行ってきた。今回の契約は、さまざまな事業性調査に基づいた、スバルにとって販売網構築に最適な手法であり、世界有数の成長市場での今後の拡販を期待している。
《冀東物貿の概要》
| 社名 | :冀東(キトウ)物貿集団有限責任公司 |
| 所在地 | :河北省唐山市 |
| 代表者 | :龐 慶華(Pang Qing Hua) |
| 設立 | :1994年 |
| 資本金 | :1.05億元(約15億円) |
| 従業員数 | :約4,000人 |
| 主要事業 | :自動車小売販売、自動車部品製造、不動産開発 |
| 2003年度自動車販売実績:80,900台 | |
《上海汽車販売の概要》
| 社名 | :上海汽車販売総公司(略称:SAISC) |
| 所在地 | :上海市 |
| 代表者 | :葉 永明(Ye Yongming) |
| 設立 | :1985年 |
| 資本金 | :1億元(約15億円) |
| 従業員数 | :約3,000人 |
| 主要事業 | :自動車小売販売、輸送業、レンタカー、オートローン、サービス業 |
| 2003年度自動車販売実績:21,000台 | |
《Tan Chong International Limitedの概要》
*モーターイメージチャイナはTan Chong International Limitedの100%子会社
| 社名 | :Tan Chong International Limited(陳唱国際) |
| 所在地 | :香港 |
| 代表者 | :王 陽楽(Joseph Ong) |
| 設立 | :1998年 |
| 資本金 | :15億 HK$(約225億円) |
| 従業員数 | :約1,000人 |
| 主要事業 | :自動車小売販売、携帯電話販売、不動産賃貸 |
| 2003年度自動車販売実績:17,000台 | |