富士重工業（竹中 恭二社長）は、キャブオーバー型軽自動車 スバル サンバーシリーズに一部改良し、本日より全国スバル特約店を通じ一斉に発売する。

　 今回の一部改良は、仕様・装備の充実を図りながら、お求めやすい価格設定とし、さらなる商品力強化を図ったものである。

　 また、「ディアス」を、「ディアスワゴン」に統合し、「ディアスワゴン」「バン」「トラック」の3車種展開とするとともに、サンバーバンには「ＶＣ ｐｌｕｓ」、サンバートラックには「ＴＣ Ｐｒｏｆｅｓｓｉｏｎａｌ」を新たに追加し、グレード展開を強化している。
　 サンバーバン「ＶＣ ｐｌｕｓ」は、バン「ＶＣ」をベースに、ピロー付ローバックシート、フロントシートスライド＆リクライニング、分割可倒式リヤシート、リヤシートピロー＆センターアームレストなどを装備し、快適性を高めるとともに、積荷のセキュリティに配慮し、濃色ガラスを採用した。

　 また、サンバートラック「ＴＣ Ｐｒｏｆｅｓｓｉｏｎａｌ」は、ＪＡ専売車種である「ＪＡサンバートラック」と同仕様としている。

　 あわせて、ディアスワゴン、バンをベースとする福祉車両トランスケア シリーズにも、同様の改良を施すとともに、「ウィングシート リフトタイプ」は、シートリフト部分を全面改良し、機能性を向上させながら低価格化を図っている。

　 さらに、特装車シリーズに、「新型低床 折戸簡易保冷コンテナ」「土砂ダンプ」を新たに追加し、ラインナップのさらなる強化を図っている。
　 「新型低床 折戸簡易保冷コンテナ」は、コンテナサイドの扉を折戸タイプとすることにより、狭い場所での開口を可能とするとともに、低床部分がトランクルームとして利用できるなど、使い勝手を高めている。
　 「土砂ダンプ」は、荷台、ゲート類、フロントパネルの板厚を、一般ダンプの倍の厚みに設定し、信頼性をさらに高めた

ディアスワゴン スーパーチャージャー

【改良の主な内容】
１．仕様・装備の充実
[ディアスワゴン]
	・	シート表皮色を専用2トーン色に変更。（メイン：ネイビー／サイド：アイボリー）
	・	ＮＡ車に、濃色ガラスを拡大展開。（メーカー装着オプション）
[バン]
	・	バン「ＶＣ」、「ＶＢ」に、サイドサポート付ハイバックシートを採用し、快適性を向上。
	・	バン「ＶＣ」に、フロントパワーウィンドゥを装備。
	・	バン「ＶＣ」にメッキドタイプのフロントグリル、リヤゲートガーニッシュ、カラードタイプのリヤゲートハンドル、またフルホイールキャップを採用し、外観の質感を向上。
2．トランスケア「ウィングシート リフトタイプ」を改良
	・	シートリフト部の作動方式を油圧式から電気式に変更し、作動騒音を低減。
	・	座面の回転、スライド、昇降を全自動化することで、操作力を低減し操作性を向上。
	・	回転シート部にフルリクライニングを採用し、快適性を向上。
【サンバーバン「ＶＣ ｐｌｕｓ」専用装備】
	・	フロントシートスライド＆リクライニング
	・	ピロー付ローバックシート（フロント）
	・	ソフトフラットシート（フロント）
	・	分割可倒式リヤシート
	・	リヤシートピロー＆センターアームレスト
【サンバートラック「ＴＣ Ｐｒｏｆｅｓｓｉｏｎａｌ」専用装備】
	・	オフロードラジアルタイヤ
	・	塩ビシート表皮
	・	大型作業荷台灯(20W)
	・	可倒式ランバステー
	・	リヤゲートチェーン
【販売計画】
		シリーズ全体で6,700台／月（トランスケアシリーズ／特装車〈受注生産〉を含む）