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開発秘話

episode06 SUBARUの根幹を成す顧客視点。

SUBARUの主戦場、北米市場に新型車アセント投入。

2017年11月、SUBARUはロサンゼルスオートショーにおいて、新型車を公開しました。その名は「ASCENT(アセント)」。2018年シーズン、SUBARUが満を持して市場に送りこむ本格3列ミッドサイズSUVです。北米市場はSUBARUの総売上のおよそ7割を占め、いまやSUBARUの成長を牽引する市場。ドライビングの安全性や走破性、実用性を重視するカーユーザーからの支持は高く、2016年度は60万台を超える販売台数を記録しました。北米市場ではお客様の目線に軸足を置いたマーケットインの開発姿勢と、安全性をはじめ妥協のないSUBARUの真面目なクルマづくりが高く評価されています。しかし、結婚や出産などでサイズアップを検討したとき、北米市場の現行ラインナップではファミリー層の要望に十分に応えることができないという課題がありました。その要望に応えるべく生まれたのがアセントです。

本格3列SUVを、北米市場で台風の目に。

「アセントは子育て世代の要望を満たすライフステージ商品。最終的には北米SUBARUユーザーのカーライフサイクルを確立することが狙いです。」こう語るのはアセント開発プロジェクトをとりまとめる商品企画本部・主査の村田。「ただし3列SUVでは最後発の市場参入なので、生半可なクルマでは戦えません。」村田の言葉通り、アセントはSUBARUの代名詞といえる安全性、操縦安定性をとことん追求。その上で3列SUVに求められるゆとりの室内空間と、居住性を高いレベルで実現しています。視認性や静粛性、乗降性、快適性にも徹底的にこだわりました。「これまで以上にファミリー目線での商品性を高め、細部に至るまで“どうしたらお客様に喜んでいただけるか”を考え、仕様を決めていきました。」こうしてできあがったアセントは、北米市場にてマーケティングと販売を担当する現地法人Subaru of America, Inc.(以下、SOA)に「目標販売台数を上方修正してほしい、と言わせてしまうほど完成度の高い、期待に胸膨らむクルマに仕上がりました。」

日本と北米。国境や部門を超える開発の面白さ。

アセントを生産する予定の米国生産拠点、Subaru of Indiana Automotive, Inc.(以下、SIA)のモチベーションもこれまで以上に高く、「日本の開発サイドにアイデアを進言する意欲的なエンジニアが多かった。」と村田は当時を振り返ります。「北米市場は燃費や排ガスなど環境規制が厳しく、高い数値目標の達成が求められるため必然的にチームの意識は高まります。加えてSOAの営業部門やSIAなどの製造部門と私たち開発部門がチーム一丸となって、お客様に喜んでいただけるクルマをつくりこみます。こうしたチャレンジングでコラボレーティブな開発環境が、そこに身を置く技術者を大きく成長させてくれるのです。」現在、アセントは製造フェーズへと移行しました。村田をはじめとする開発部門のメンバーは随時SIAを訪ね、工場スタッフと連携しながら、アセントの生産プロセスや生産計画・設備などの課題を一つひとつ解決しています。「おそらくリリース後はベンチマークされる側になるでしょう。今後も市場の声に耳を傾け、SOAやSIAと密に連携しながら、商品性を高めていきます。」

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